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2020/02/07

【IIJ】2020年3月期 第3四半期 決算発表

| by:ウェブ管理者
1.当四半期決算に関する定性的情報

当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(以下、「IFRS第16号」という。)を適用しております。詳細につきましては「2.サマリー情報(注記事項)に関する事項(3)会計方針の変更」に記載しております。

(1)経営成績に関する説明

①当四半期(2020年3月期第3四半期)の連結業績の概況

当社グループが係わる法人ICT(*1)関連市場におきましては、クラウドコンピューティングの普及を始めとする企業情報システムの変化、企業活動におけるIoT(*2)等のICT利活用の進展、情報漏洩等に対応するセキュリティ需要の高まり等を背景に、信頼性の高いネットワーク及びシステムへの需要は継続して増加していくものと認識しております。

当第3四半期連結累計期間におきまして、モバイル関連サービスを含むインターネット接続サービス、セキュリティ等のアウトソーシングサービス及びクラウドコンピューティング関連サービス等の法人向けストック売上(*3)が順調に積み上がり、業績は順調に推移いたしました。モバイル関連サービスでは、法人及び個人向けの売上高が各々継続増加し、そのうちフルMVNO(*4)関連サービスの売上高は11.2億円と計画通りに伸長いたしました。SoftSIM(*5)等のソリューションの拡充を進め、将来のIoT関連の需要増加に向けフルMVNOの機能を継続強化しております。また、ローカル5G(*6)関連需要が生じつつあるなかで、住友商事(株)及びケーブルテレビ数社と合弁でケーブルテレビ他にローカル5Gの基幹システム機能等を提供する持分法適用関連会社(株)グレープ・ワンを新設いたしました。セキュリティ関連サービスでは、多層的なサービスラインアップの継続開発と独自脅威情報活用のセキュリティオペレーションセンター(SOC) (*7)の展開等で企業のセキュリティ需要の取り込みを強化し、売上高は前年同期比17.4%の増収となりました。システムインテグレーションでは、企業のネットワーク及びシステム構築への需要は引き続き旺盛で、システム構築の売上高及び受注額は各々前年同期比25.5%増及び7.8%増となりました。システム運用保守に一部含まれるクラウドコンピューティング関連サービスでは、他社クラウド連携とのマルチクラウド戦略を推し進め、クラウド売上高は172.8億円と計画通りに伸長いたしました。利益面では、ネットワークサービス及びシステムインテグレーションの売上総利益が各々順調に増加することで、販売管理費等の増加を吸収し、増益基調を継続いたしました。


原文はこちら
https://www.iij.ad.jp/ir/library/financial/pdf/IIJ3Q19J.pdf

15:00 | IT:決算・人事・IR
 

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