(2011/01/04)
平成23年 新年のご挨拶
http://www.okasan-online.co.jp/information/2011/info01389
新年あけましておめでとうございます。平素は岡三オンライン証券をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
昨年を振り返りますと、5月以降、欧州問題や各国の通貨安政策などによる円高や、これを嫌気した株安が進むものの、年後半からは世界的な景気回復期待の高まりなど、明るい兆しが見え始めた1年でした。東証arrowhead(アローヘッド)の開始によりトレーディング環境が大きく変わることでの悪影響も懸念されましたが、当社のお客さまは、投資成績を見る限り、とてもうまく対応されたと思います。
こうしたなかにあっておかげさまで、当社は昨年、国内株式や先物オプションの取扱高では大手オンライン証券と肩を並べるにいたり、くりっく365(取引所FX)においてトップシェアを獲得するなど、大きく飛躍ができた1年となりました。これもひとえにお客さまの多大なご支援の賜物であり、深くお礼申しあげます。
さて、本年は、昨年見られた様々な兆しが集約され本格的な動き「本流」へとつながる年になると考えております。なかでもグローバル化の流れは一層顕著となり、証券市場においての規制強化や緩和、そして税制の改正など、お客さまの取引環境が大きく変化する年だと受け止めています。
こうした「本流」が明らかになるなかで、我々の目指すことは、改めてお客さまの資産拡大に寄与する、という証券業としての本流そのものだと考えます。投資情報の拡大やサービスレベルの向上などはもとより「お客さまの資産拡大に最も真剣に取組む証券会社」としての評をいただけるように様々な施策に果敢に挑んで参りたいと考えています。創業87年の歴史を有する岡三証券グループの一員として、数々の苦難を乗り越えてきたDNAを受け継ぐ企業として、他にない価値ある魅力的な「本流」のサービスをお届けしたいと思います。
株式市場では十二支と結びついた格言があります。それによりますと今年は卯年で、「跳ねる」ということになります。卯年は過去60年の干支別の騰落率では第3位、平均で20%以上上昇しています。今年の株式市場は、過剰流動性相場への期待も高まっており、大いに跳ねることを期待し年頭のご挨拶といたします。
本年もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。