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2016/04/18

【日立ソリューションズ】AI技術を利用した高精度なマルウェア対策製品「CylancePROTECT」を日本初で販売開始~パターンファイルの更新が不要で、未知のマルウェアの脅威抑止を実現

| by:ウェブ管理者
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:柴原 節男/以下、日立ソリューションズ)は米国Cylance Inc. (本社:米国カリフォルニア州、President and CEO:Stuart McClure/以下、Cylance社)と、北米の製造業や金融業で実績ある、エンドポイント向け次世代マルウェア対策製品「CylancePROTECT」の販売代理店契約を締結し、4月19日から日本で初めて販売開始します。
 本製品は、AI(人工知能)技術のひとつである機械学習を利用し、未知のマルウェアが実行される前にエンドポイント上で高精度に検知・防御することが可能です。また、パターンファイルの定期更新が不要かつ管理システムをクラウド上で提供するため、システム管理者の運用負荷を軽減します。
 日立ソリューションズは、エンドポイントからネットワークまでの幅広いセキュリティ対策のノウハウを生かし、世界1,000以上の組織に導入実績のあるCylance社の本製品を活用した先進的なセキュリティ対策を提供します。

■ 背景
近年、特定の組織を狙った標的型攻撃や、パッチやパターンファイルのリリース前に仕掛けるゼロデイ攻撃が増加しています。しかしながら、多くの企業や組織で導入されているパターンマッチングや振舞い検知を利用した従来型のマルウェア対策製品では、このような脅威に対応できません。そのような中、企業では、未知のマルウェアにも対処できるセキュリティ対策への関心が高まっています。

■ 製品の特長
1.日々増えていく未知のマルウェアに対しても高い検知率でマルウェアの脅威を抑止

 正常なファイルやマルウェアファイルなどの8億個以上のファイルから抽出した約700万もの特徴を機械学習させた独自のアルゴリズムによって、未知のマルウェアを高精度に検知します。これにより、パターンマッチング方式に比べてマルウェアを早期に発見できるため、マルウェア脅威の抑止効果が高まります。

2.パターンファイルを必要とせず、クラウド環境による集中管理で、お客様の多種多様な環境へ対応

 定期的なパターンファイルの更新が不要なため、運用負荷の低減を実現します。そのため、工場やPOS端末などのネットワークに接続できない環境でも、シグネチャレス解析*でマルウェアを検知します。さらに、クラウド環境の集中管理により、お客様環境が分散された環境でもインターネット経由で一元管理が可能になり、システム運用の負荷を低減します。

* 過去に識別された攻撃パターンをシグネチャ化しパターンマッチングする従来の方式とは異なり、シグネチャを必要としない新しい攻撃解析


原文はこちら
http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2016/0418.html

17:03 | IT:一般
 

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