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2016/06/06

【ラック】ラック、サイバー保険の代理店業務を開始

| by:ウェブ管理者
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)は、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(以下「損保ジャパン日本興亜」)と損害保険代理店委託契約を締結し、サイバー攻撃に対応するサイバー保険の取り扱いを開始します。

サイバー攻撃は今や日常の出来事
いまや情報システムは、企業が事業運営を行ううえでなくてはならない基盤となっています。それに伴い、情報システムに蓄積された機密情報を狙う犯罪行為や、情報システムを活用して提供されているサービスを営業妨害するようなサイバー攻撃が日常化しており、警察庁が発表しているように被害件数、被害金額は拡大を続けています。
ラックはこのような状況を予見し、2000年2月に「不正アクセス緊急対応サービス」をスタートし、2009年には現在のサービスである緊急対応サービス「サイバー119」に形を変えてサービスを提供しています。同サービスの対応件数は年々増加を続け、昨年2015年度は350件を上回る緊急対応を行いました。

被害を受けた企業の課題
サイバー攻撃を受け被害が発生した企業は、調査のために業務を停止しなければならない経済的なダメージと、被害を受けた被害者であるにもかかわらず企業ブランドイメージが低下するダメージにさらされます。このダメージを最小限に抑え、最短時間で事業回復させるためには、可能な限り早い段階で状況を把握し、正確に状況を公表・謝罪し、しかるべき対策を行う必要があります。

しかしながら、ラックがこれまでに対応したケースでは、被害を受けた企業は次のような状況に陥ることがわかりました。

・被害の実態把握を行うための初動対応を牽引する専門家がいないため、あらゆる決断が後手に回る。

・初動およびリカバリーで発生する費用の予測がつかず、実施の決断が遅れることによる致命的な事業への悪影響が発生する。

・被害が確認された場合に、記者会見やお詫び状の作成など、適切な情報開示を行う経験が無いため対応が遅れる。
そこでラックは、サイバー攻撃による被害を受けた企業が、事故対応経験や対策費用を心配することなく有事を乗り越えるための準備として、「サイバー保険」(引受保険会社:損害保険ジャパン日本興亜株式会社)の取り扱いを開始し、「緊急時サポート総合サービス」により企業の事業存続を強力にサポートいたします。

「サイバー保険」の特徴
「サイバー保険」とは、サイバー攻撃による被害を被った企業が、事故の初動対応および事態収拾にいたる5つの対応のステップにおいて発生した費用の補償と、それぞれの対応ステップに精通した専門企業を紹介することが可能な、トータルサポート保険です。

緊急対応時の支援は、調査・応急対応支援、緊急時広報支援、コールセンター支援、信頼回復支援、コーディネーション支援の分野に分かれ、それぞれの対応には専門企業が支援します。
契約企業は、被害の恐れがある場合に損保ジャパン日本興亜のサポート窓口へ連絡するだけで、必要なサービスを提供する企業を選定し、お客様の支援が直ちに開始されます。
お客様は、費用や担当者などを気にせず、信頼の回復だけに集中した対応を行うことが可能となります。


原文はこちら
http://www.lac.co.jp/news/2016/06/06_press_01.html

17:00 | IT:一般
 

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