【金融庁／Fintech協会／FINOLAB（FINOVATORS）】スタートアップと金融庁が直接会話する場、「金融庁との座談会（Meetup with FSA）」を開催！ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2018/08/21	【金融庁／Fintech協会／FINOLAB（FINOVATORS）】スタートアップと金融庁が直接会話する場、「金融庁との座談会（Meetup with FSA）」を開催！	\| by:サイト管理者

　2018年8月9日（木）、金融庁、一般社団法人Fintech協会、FINOLAB（FINOVATORS）は、大手町ビル4階においてスタートアップと金融庁が直接会話する場として「金融庁との座談会（Meetup with FSA）」を開催した。

　当日は、金融庁からの説明やFintech協会から最新トピックスの紹介のほか、金融庁の幹部との直接対話、議論・意見交換が行われた。この日の進行は、三輪純平氏（金融庁総合政策局フィンテック室長）、伊藤千恵氏（Head of FINOLAB）が務めた。

　冒頭に、三井秀範氏（金融庁企画市場局長）より挨拶。「金融処分庁」から「育成庁」への転換から5年、オープンAPIを本気で取組み、イノベーティブな発展と新しいサービスの創造を目指してMeetupを一刻も早くやりたいという想いで今日を迎えたと語り、スタートアップの皆さんと一緒に協働し、新しい社会を創りたいと抱負を述べ、期待感を示した。

　「フィンテック推進のための取組み」では、岡田大氏（金融庁企画市場局信用制度参事官）が登壇。「FinTech Innovation Hub」設置の背景と狙い、オンラインで完結する本人確認手続きの導入やサポートデスク・実証実験ハブの開設などフィンテック推進策、機能別・横断的法制について解説した。

　「Fintech協会の概要及び最近のトピックス」では、丸山弘毅氏（Fintech協会代表理事、インフキュリオン・グループ代表取締役）が登壇。分科会やイベント（Fintech Japan）など協会の活動を紹介、キャッシュレスを取り巻く環境の変化やさまざまなプレイヤーによる新たな取組みに触れ、最新動向について解説した。

　「金融庁への要望・意見・質問及び意見交換」では、三井氏、岡田氏に加え、中島淳一氏（金融庁総括審議官）、松尾元信氏（金融庁企画市場局参事官）、田原泰雅氏（金融庁総合政策局総合政策課長）が登壇。限られた時間の中で、多くの意見や要望、質問などのやりとりが行われた。

　意見交換が終わり、会場を移し懇親会へ。乾杯の挨拶は、瀧俊雄氏（一般社団法人電子決済等代行事業者協会代表理事、マネーフォワード取締役）、懇親会の司会は、蓮村俊彰氏（電通）が務めた。

　金融庁とスタートアップが共に胸襟を開き、イノベーティブな発展と新しいサービスの創造に向けて開催された「Meetup with FSA」。官と民の新たな協働により、金融とテクノロジーを活用した新しい社会の進展へと加速していくことに期待したい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

20:26 | 写真：金融・IT業界向け

< 前の記事へ次の記事へ >一覧へ戻る