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2014/10/21

【日本テラデータ】Clouderaとテラデータ、ビッグデータ分析の推進でパートナーシップを拡大~テラデータの統合データウェアハウスとClouderaのエンタープライズ・データ・ハブ に対する新たな統合、販売およびサポートを提供~

| by:ウェブ管理者
米国カリフォルニア州サンディエゴおよびパロアルト発 ― ビッグデータ分析とマーケティング・アプリケーションのリーダー企業である、テラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)と、Apache Hadoop を活用し、エンタープライズ分析データ管理のリーダー企業である Cloudera(クラウデラ)は、幅広い技術統合と開発ロードマップの連携、また統一的な新規市場の開拓、販売およびサポートの提供に関するパートナーシップの拡大を発表しました。両社は今後、テラデータの統合データウェアハウスと Cloudera のエンタープライズ・データ・ハブの統合を最適化し、Teradata Unified Data Architecture(Teradata UDA)を介した複数のデータ・ソースへのアクセスを促進します。

「Unified Data Architecture の特徴は、あらゆるデータに対するあらゆるタイプの分析処理であり、これには複数の技術統合が必要です。Cloudera を Teradata UDA に統合させることで、顧客企業により多くの選択肢が提供されます。Unified Data Architecture は、エンタープライズ・データ・ハブと統合データウェアハウスを組み合わせて、1つの大規模な分析エコシステムを構築します。これを現実化するために、弊社の各製品のロードマップを、より一層整理しました」と Teradata Labs のプレジデントである Scott Gnau は述べています。

「弊社のエンタープライズ・データ・ハブに関するビジョンは、統合データウェアハウスのような主要ソリューションを補完して、ビッグデータから真の価値を提供することです。テラデータとのパートナーシップにより、顧客企業は自社のあらゆるデータから最大限の価値を獲得するという、今日における困難な課題を解決するにあたり、最高クラスのソリューションに確実にアクセスできるようになります」と Cloudera の CEO である Tom Reilly氏は述べています。

「私たちは、処理特化型プラットフォームと、Unified Data Architecture に関するテラデータのビジョンに強く共感しています」と Sabre社のエンタープライズ・データ、分析およびビジネス・インテリジェンス担当のバイス・プレジデントである Faker Zouaoui氏は述べています。「私たちは、テラデータと Cloudera が連携して、さらに強力で管理しやすい統合的な環境をどのように提供していくか、大変心を躍らせています。大容量のデータを CDH内にロードし、Teradata QueryGrid の優れた SQL-on-Hadoop統合機能を利用することが、Sabre にとっては不可欠なのです」

このパートナーシップにより、エコシステムの完全なサポートを求める顧客企業の需要に応じて、以下のものが提供可能になりました。


より深化されたソフトウェア統合:
テラデータでは、Unified Data Architecture の一部として Apache Hadoop と統合するためにコネクタを構築しました。これらのコネクタは、Cloudera Enterprise の動作が保証され、双方の技術連携が可能になり、新たな統合に対する相互のサポートが拡大されます。Teradata UDA は、以下 2つの主要要素から構成されています。

Teradata QueryGrid により、ビジネス・アナリストは、あらゆる質問ができるようになり、2つのプラットフォーム上にあるデータを、容易に1つのクエリーの結果にまとめることが可能になります。
Teradata Loom が、Hadoop分散ファイルシステム(HDFS:Hadoop Distributed File System)に対するトラッキング、探索、クリーニング、経路の把握、変換などの機能を提供します。これにより、オペレーション・マネージャとプログラマーは、容易に数百万におよぶ HDFSファイルを評価および管理できるようになります。


新規市場開拓の加速と統一的なサポートの提供:
合意に基づき、テラデータは、Cloudera Enterprise の Basic Edition、Flex Edition および Data Hub Edition を含む Cloudera Enterpriseソリューションを再販するライセンスを保有します。テラデータを通じて Cloudera Enterprise を購入した顧客企業には、Cloudera の支援を受けたテラデータが実施するワールドクラスのサポートが提供されます。両社は、共同販売およびマーケティング・イニシアティブを通じた統一的なプロモーションを推進していきます。


トレーニング、保守サポート、およびコンサルティング・サービス:
合意に基づき、テラデータはテラデータのソリューションを補完するために、Cloudera の教育、トレーニング・サービス、および Clouderaプロフェッショナル・サービスを再販する許可も受けています。テラデータの Hadoopに関するプロフェッショナル・サービスは、Cloudera Enterprise に対しても容易に展開され、それには、データ・クレンジング、管理、データ経路の把握、予測分析、およびセキュリティが含まれます。テラデータが最近 Think Big社を買収したことで、Hadoop および Cloudera特有のスキルが強化され、双方の顧客企業に対して発揮されます。

今回の提携により、顧客企業は、テラデータと Cloudera の最も得意な分野を包含した、総合的で強固なビッグデータ・ソリューションを定義、実装することが可能になります。データ管理とデータウェアハウジングにおけるテラデータの長年の革新の歴史と、Apache Hadoop を基盤とするビッグデータ・ソリューションにおける Cloudera のリーダーシップとの組み合わせにより、顧客企業は、自信を持って革新を進めることができます。


原文はこちら
http://jpn.teradata.jp/press/2014/20141016_2.html

17:04 | IT:一般
 

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