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2020/02/10

【山口銀行 他】日本初の「Searchファンド」第1号案件の実行について

| by:ウェブ管理者
山口フィナンシャルグループ(社長 吉村 猛)の子会社である、山口銀行(頭取 神田 一成)、もみじ銀行(頭取 小田 宏史)および北九州銀行(頭取 嘉藤 晃玉)が出資し、山口
キャピタル株式会社(代表取締役 森脇 不知奈)及び株式会社Japan Search Fund Accelerator(代表取締役 嶋津 紀子)が運営するYMFG Searchファンド投資事業有限責任組合について、第1号案件を実行しましたので、下記の通りお知らせいたします。

山口フィナンシャルグループ及びJapan Search Fund Acceleratorは、後継者不在企業の事業承継課題の解決、及び都市部の優秀な若者に「経営者」というキャリアパスを提供する取組みとして「YMFG Searchファンド」を設立し、4名のサーチャー(優秀な若手経営者候補)に投資を行っています。
このたび第1号案件を実行し、同ファンドの出資先であるサーチャー 渡邊 謙次氏が、株式会社 塩見組(代表取締役 末吉 政人)の全株を取得し、渡邊氏が塩見組の代表取締役に就任しました。
塩見組は、北九州市に本社を置く創業64年の土木工事業者で、基礎杭打ち工事業として創業し、西日本エリアを中心に大型基礎杭打ち工事や海上改修工事等を手掛けています。
塩見組は、約20年に亘り現社長が経営を担っていましたが、高齢となり、後継者不在の状況でした。従業員42名の雇用を抱えており、現社長は、会社の存続と従業員の雇用維持を第一に考えて同ファンドの活用を検討し、一昨年より渡邊氏への事業引き継ぎについて交渉を重ねてきました。渡邊氏は、中小企業の経営経験があること、海外MBA保有者でグローバル感覚を持っていること、そして、新規事業への参入により塩見組を成長軌道に乗せ、地域の中核企業に成長させたいとのビジョンを現社長に訴えてきました。
現社長は、渡邊氏の熱い想いに触れ、塩見組の新しい未来を実現するための選択肢を考え抜き、今回、塩見組の全株譲渡を決意しました。

山口フィナンシャルグループは、地域に優秀な若手経営者の人材プールを創出し、企業
経営者としてサーチャーが活躍できる場を提供することで、地域企業の持続的発展と地域
の豊かな未来の共創に取組んでまいります。


原文はこちら
https://www.yamaguchibank.co.jp/portal/news/assets_news/news_0210_1.pdf

16:02 | 金融:銀行
 

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