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2018/03/27

【商工組合中央金庫】2018・2019年度経済見通し

| by:ウェブ管理者
- 内外需とも緩やかな成長が続く -

ポイント

◯ 2018年度の実質GDPは前年度比+1.2%を見込む。景気の拡大局面は以下の①②の要因から当面継続し、加えて年度後半には19年10月の消費税率引き上げを見込んだ駆け込み需要が一部で見込まれる。ただし、③④のような下振れリスクに注意が必要である。
①逼迫した雇用環境を受け名目所得は増加する一方で、物価は低い伸びに留まるため、実質所得の増加が続き、個人消費は緩やかに持ち直す。
②海外経済の持ち直しを受け、輸出は増加が続く。
③国内の政治情勢や国内外の金融政策、米国トランプ政権の動向、北朝鮮を中心とした地政学リスクなどの先行き不透明感の高まりが、個人や企業の景況感の下振れリスクとなる。
④上記③のようなイベントに対する金融市場参加者の思惑による、株価や為替など金融市場の変動の高まりが、個人や企業の景況感の下振れリスクとなる。

◯ 2019 年度は同+0.6%を見込む。19 年 10 月に消費税率引き上げが行われ、引き上げ前後には駆け込み需要と反動減がみられる。ただし、14 年 4 月の引き上げ時に比べると変動幅は小さく、年度を通してみればプラス成長を維持することを見込む。


原文はこちら
https://www.shokochukin.co.jp/report/mitoshi/pdf/cb_2018-19.pdf

15:08 | 金融:銀行
 

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