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2017/06/06

【A10】A10、PFS/ATS対応のSSL暗号処理を高速化する次世代ADC製品群を日本市場で提供開始

| by:ウェブ管理者
第3世代のSSL / TLS専用ハードウェアにより、他社の従来製品と比較して最大2倍のSSLパフォーマンスを低コストで実現

セキュアアプリケーションサービスカンパニーであるA10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は本日より、PFS/ATS対応のSSL暗号処理を高速化する「第3世代 SSL / TLS専用ハードウェア」を搭載した次世代ADC製品「Thunder ADCシリーズ」の最新モデルを、日本市場で順次提供開始することを発表します。

現在、常時SSL(暗号)化が進み、グローバルでは50%近く、日本においても25%近くのトラフィックが暗号化されています(Google社のHTTPS の使用状況調査より)。また、Perfect Forward Secrecy(PFS)や、後述のApp Transport Security(ATS)で使用される楕円曲線暗号(ECC)などの高度な暗号処理も普及し、国際コンピュータ科学研究所(ICSI)による分析によると、既に暗号化されたトラフィックの85%以上でPFSとECCが使用されています。

このように、あらゆるアプリやWebサイトで高度なSSL暗号化の採用が進んでいます。特にApple社が発表したセキュリティ機能であるATSでは、アプリの通信方式をHTTPSかつPFSに対応した暗号スイートを必須としているため、アプリケーション事業者の対応は急務です。その一方で、これらのPFS/ATS対応の暗号スイートは、従来の暗号方式と比較して処理負荷が高くなるという課題がありました。

A10が新たに提供するThunder ADCシリーズの最新モデルは、この処理負荷の高いPFS/ATS暗号スイートの処理を高速化します。旧モデルと比較して約10倍、同価格帯の他社製品と比較しても最大2倍の処理性能を備え、より強固なセキュリティとパフォーマンスを両立したアプリケーションサービスを実現します。
第3世代のSSL / TLS専用ハードウェア搭載の最新モデルは、Thunder ADCシリーズに加えて、A10のSSL可視化製品「Thunder SSLi(SSL Insight)」および、ファイアウォール/クラウドプロキシ製品「Thunder CFW(Convergent Firewall)」シリーズでも同じく提供します。

Thunder ADCの最新モデルが提供するアプリケーション配信とサーバー・ロード・バランシング機能は、処理負荷の高いSSL / TLS処理をWebサーバーからオフロードし、アプリケーション配信速度を高速化することにより、サービス利用者に対してより安全で快適なサービスを提供します。Thunder SSLiの最新モデルは、40 Gbps以上の暗号化されたトラフィックを可視化し、他社のセキュリティ製品と連携することで、SSL通信を悪用する攻撃から企業を保護します。


原文はこちら
http://www.a10networks.co.jp/news/press/a10pfsatssupportADC.html

17:05 | IT:一般
 

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