金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2014/04/17

【商工組合中央金庫】「中小企業の保有設備状況と投資判断に関する調査」(2014年1月調査)

| by:ウェブ管理者
特別調査」について
毎年、中小企業をめぐる中長期的課題についての調査活動を実施しています。最近では、「中小企業 中国事業に状況改善の兆し -収支改善見通し・事業拡大の動きあり-」、「最近のトピックスに対する中小企業の見方」を発表しました。

最新の調査(要約版)
「中小企業の保有設備状況と投資判断に関する調査」

(2014年1月調査)

1 現存設備の老朽化・陳腐化についての自己評価

一部で老朽化・陳腐化が進み、事業推進上にやや問題がある」「老朽化・陳腐化が相当程度進み、事業推進上かなり問題がある」の合計が27.9%と、設備の老朽化・陳腐化が事業推進上問題となっている企業が3割近い。
製造業、特に素材産業で設備の老朽化・陳腐化が深刻である。
現存設備の過不足感については、「不足」の割合が「過剰」を上回る。業況の良い企業ほど「不足」超幅が大きい。
一方で、設備が老朽化・陳腐化している企業ほど設備の不足感が強い。

2 現存設備の老朽化・陳腐化への対応

「補修で対応する」が70.1%を占め、「今後更新投資を行う」は39.8%にとどまる。「リースを活用する」は19.5%、「外注を活用する」は7.3%。
業況の良い企業ほど「今後更新投資を行う」の割合が多く、悪い企業ほど「補修で対応する」の割合が多い。

3 設備投資の判断ポイント

「投資実行による利益の増加」が53.4%、「投資実行による売上高の増加」が45.4%で、収益増加につながることが重視されている。「既存設備の経過年数」も53.0%と5割を超える。
業況の良い企業ほど収益の増加が確実な状況での投資が指向されている。
過去に比べ、取引先からの投資要請があっても、自社の事情に即して投資の可否を慎重に見極める姿勢が強まっている。

4 設備投資の障害

「事業見通しが立てにくくなった」が50.3%と最も多く、「既存の金融負債が多すぎる」「キャッシュフローの余裕がない」「利益率が低い」と財務的な要因が続く。
「主力納入先からの受注見通しが立てにくくなった」の割合は全体では24.5%だが、一部製造業では5割以上にのぼる。輸送用機器は主力納入先の海外移転も含め影響が大きい。

全文を読む
http://www.shokochukin.co.jp/report/tokubetsu/pdf/cb14other04_01.pdf


原文はこちら
http://www.shokochukin.co.jp/report/tokubetsu/index.html

17:04 | 金融:銀行
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.