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2016/08/19

【NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズ】エネルギー取引・リスク管理統合パッケージ「Allegro」、JERAで導入決定~LNG輸入量世界ナンバーワン企業の燃料輸送・燃料トレーディングを一括管理~

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西川 勇、以下:NDFS)は、Allegro Development Corporation (CEO:Frank Brienzi、本社アメリカ合衆国・ダラス、以下:Allegro)と共に、株式会社JERA(本社:東京都中央区、代表取締役会長:ヘンドリック・ゴーデンカー、代表取締役社長:垣見祐二、以下:JERA)にエネルギー取引・リスク管理統合パッケージ製品「Allegro」を提供します。
 「Allegro」は、電力・ガス・石炭・石油等の各種プロダクトにおける現物・金融取引管理をはじめ、スケジューリング、ディスパッチングおよびポジション・リスク(市場、信用)の一元的な管理により、トレーディング、収益管理およびリスク管理の高度化を実現する製品です。
 JERAは、東京電力株式会社(※設立当時)および中部電力株式会社によって設立された、燃料調達や燃料輸送、燃料トレーディング事業を行う企業であり、世界最大の輸入量を誇るLNGをはじめとした各種燃料の輸送業務及びトレーディング業務を効率的に管理しそのリスクを適切にコントロールするため、カスタマイズおよび機能コンポーネントを段階的かつ容易に追加可能な「Allegro」の導入を決定しました。
 今後、NTTデータグループは、「Allegro」の提案及び導入を積極的に推進し、エネルギー事業者におけるさまざまなニーズに迅速に対応し、エネルギー事業者のビジネスの高度化を支援していきます。

【背景】
電力、ガスの自由化で先行する欧米では、過去に以下のような状況に直面してきました。

1)自由化の進展に伴い、自由化されたサービスへ需要がシフトすることにより価格競争が激化
2)エネルギー市場・取引所の発展に伴い先物商品等のリスクヘッジ手段が多様化
3)複雑な市場で生き残る為、金融商品の活用や組織横断的なポジションの可視化、及びリスク管理の実施

 欧米のエネルギー事業者の間では、3)の実現を可能とするETRM(Energy Trading and Risk Management)製品の導入が広く進んできており、またその機能を効果的に活用する為に、エネルギー事業者の再編やトレーディング子会社の設立が活発に行われています。

 一方、日本国内では、今年度より電力システム改革の第二段階である電力小売全面自由化が始まりました。電力スポット市場の活性化、電力先物商品の上場、それに伴う金融取引手法によるリスクヘッジ手段の提供等が検討されており、今後エネルギー事業者にとってエネルギートレーディングの高度化は重要な課題になると予想されます。このような状況の中、NDFSでは、2015年11月からエネルギートレーディングの高度化を実現する、エネルギー取引・リスク管理統合パッケージ製品「Allegro」をAllegro社と共同で販売を開始しました。


原文はこちら
http://www.nttdata-fs.co.jp/information/20160819.html

18:05 | IT:一般
 

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