現在、Windows Server 2003を利用している企業は、2015年7月15日のサポート停止に向けて最新OSへの移行が急務になっています。シンクライアント環境を構築している場合は、シンクライアントソリューションのバージョンアップや、使用中のアプリケーションが最新OSに対応していないといった課題が生じています。
取り扱いを開始する「Spoon」は、米Code Systems Corporationが開発し、双日システムズが販売を行うアプリケーション仮想化ソリューションです。Windows で動くアプリケーションの実行環境を「Spoon」でパッケージ化し、シンクライアントソリューションCitrix XenAppで画面転送することで、エンドユーザーは最新のクライアント端末から古いアプリケーションを利用できます。クライアント端末上で独立した動作を行うため、「バージョンの互換性」や「複数バージョンのアプリケーション競合」といったこれまでの課題を解決します。
■ IE互換ブラウザー「thinforie」 Windows XP上で稼働するIE6向けに開発されたアプリケーション移行で、課題となっていたメーカーサポートやアプリケーション改修の問題を解決するために、IEコンポーネントブラウザーと呼ばれるIE互換ブラウザーを独自に開発したものです。お客さまは「thinforie」を使用することにより、メーカーのライセンスポリシーに違反せずにWebアプリケーションの仮想化を実現できるだけではなく、お客さまの環境やアプリケーションに合わせた改修も自由に行うことができます。