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2013/11/12

【東証】アジア開発銀行がTOKYO PRO-BOND Marketに国際機関として初めてプログラム上場しました

| by:ウェブ管理者
東京証券取引所は、本日、当社のプロ投資家向け債券市場であるTOKYO PRO-BOND Marketへアジア開発銀行(6 ADB Avenue, Mandaluyong City 1550 Metro Manila, Philippines、http://www.adb.org/)からプログラムの上場申請を受け、これを承認したことをお知らせいたします。

これは、国際機関がTOKYO PRO-BOND Marketにプログラム上場する初のケースとなります。

アジア開発銀行は、アジア・太平洋地域の貧困削減を目的として、借入資金を開発途上加盟国の開発プロジェクトやプログラムに利用するため、様々な市場において債券を発行しています。1970年には、外国機関発行体として初めて日本円市場でサムライ債を発行しました。

アジア開発銀行はその借り入れの大部分をグローバル・ミディアム・ターム・ノート(GMTN)プログラムを通じて実施しており、当プログラムをTOKYO PRO-BOND Marketにもこの度上場しました。当プログラム情報の詳細は、TOKYO PRO-BOND Market のウェブサイト(http://www.tse.or.jp/rules/probond/publication-company/latest-publication.html)をご覧ください。


TOKYO PRO-BOND Marketについて

 TOKYO PRO-BOND Marketは、2008年の金融商品取引法改正で導入された「プロ向け市場制度」に基づき、2012年3月に新設されたプロ投資家向け債券市場です。海外市場で一般的な社債発行形態であるプログラム上場や英文のみでの情報開示を導入しております。プログラム上場とは、資金調達を予定している発行体が、起債可能枠、基礎的な情報や財務情報をTOKYO PRO-BOND Marketにプログラム情報として事前に登録し、その後、起債予定額の範囲内で随時債券を発行することができる仕組みです。開示書類の簡素化による起債手続きの効率化や、プログラム情報や個別債券の上場適格性要件を格付けの取得及び当取引所が定める主幹事証券会社の確保という簡易な形式要件で充足させるなど、自由度の高い制度を採用しています。この度のプログラム上場により、2013年11月11日現在、上場プログラムは4件となりました。

詳細につきましてはTOKYO PRO-BOND Marketのサイトをご覧ください。


原文はこちら
http://www.tse.or.jp/rules/probond/index.html

18:25 | 金融:行政・取引所・団体
 

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