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2020/07/14

【NTTアドバンステクノロジ】RPA統制ソリューション「ACTCenter Secure Automation」とRPAツール「WinActor」が技術連携

| by:ウェブ管理者
NTTテクノクロス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:串間和彦、以下:NTTテクノクロス)とNTTアドバンステクノロジ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村丈治、以下:NTT-AT)は、NTTテクノクロスが提供するRPA統制ソリューション「ACTCenter Secure Automation(以下、ACTCenter SA)」と、NTT-ATが提供するRPAツール「WinActorR」の技術連携により、ACTCenter SAから引き渡されたパスワードなどの高い機密性が求められる認証情報を、WinActorがセキュアに受け取り、操作対象システムへのログインを伴う業務の自動化へ容易に利用できる仕組みを確立しました。
これにより、エンタープライズにおける内部統制の評価対象業務やIT運用業務などへWinActorを容易に活用いただけます。
NTTテクノクロスとNTT-ATは、2020年8月のACTCenter SAの次期バージョンのリリースにあわせ、今回の仕組みをご利用いただくためのWinActor向け専用ライブラリーやサンプルシナリオの無償提供を開始いたします。

ACTCenter SA×WinActor 技術連携の目的
RPAツールを活用した業務自動化により、企業の生産性の向上、業務改善が進展しています。一方で、内部統制の評価対象業務やIT運用業務に代表されるエンタープライズ業務には、厳格なガバナンスが求められます。例えば、RPAシナリオでパスワードなど認証情報を扱う自動化では、シナリオ作成と認証情報管理の職務分掌が求められます。

NTTテクノクロスのRPA統制ソリューション「ACTCenter SA」は、同社の特権ID管理※1製品「ACTCenter PIM」と組み合わせ、RPAツールを含むさまざまなツールへ認証情報(ログインする際のパスワードなど)を引き渡せます。また、ワークフローの承認に基づきツールを実行するなど、厳密なガバナンスが求められる業務に適用できます。

一方で、RPAツールでは、引き渡された認証情報の管理や、認証情報を利用した操作対象システムへのログインには、シナリオ内で一連の処理をセキュアに実現する必要がありますが、従来は、シナリオ作成者に一定のスキルが必要でした。

この状況を踏まえ、ACTCenter SAから、RPAツール国内シェアNo.1※2であるWinActorのシナリオ実行時に認証情報を暗号化して引き渡し、シナリオ内で復号化する機能を安全かつ容易に利用できる仕組みを、NTTテクノクロスとNTT-ATの共同検証で確立しました。

※1:システムの変更操作など高い権限を持つID(特権ID)を、適切に割り当て、不必要に利用させない仕組み。認証情報の機密性を維持し、許可され
た範囲で利用させるよう制御する。業務自動化の観点では、RPAツールが利用するIDが高権限の場合、厳密な管理や制御が必要。
※2:ミック経済研究所2019年10月発刊「驚異的な拡大続くRPAソリューションの市場動向2019年度版」より


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000023654.html

15:07 | IT:一般
 

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