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2021/12/28

【損害保険ジャパン】「自動車事故リスク予測AI モデル」の開発~運転終了後即座に運転診断が可能となるサービスの提供開始~

| by:ウェブ管理者
損害保険ジャパン株式会社(取締役社長:西澤 敬二、以下「損保ジャパン」)と理化学研究所(以下「理研」)革新知能統合研究センター(以下「AIP」)は、交通事故予測のための共同研究の成果として、「Trajectory Mining※1を利用した自動車事故リスク予測モデル」を開発しました。開発した事故リスク予測モデルは、通信機能付きドライブレコーダーを活用した安全運転支援サービス「Driving!」の運転診断機能として利用し、2021年9月からサービスを提供しています。
※1 走行データをはじめとする、移動体の軌跡データを扱うための分析手法です。

1.背景・目的
損保ジャパンは、交通事故削減のため、自動車保険の特約として2015年からドライブレコーダーを用いた安全運転支援サービス「スマイリングロード」(法人向け)や「Driving!」(個人向け)、スマートフォンアプリ「ポータブルスマイリングロード」を順次提供してきました。さらに、これらのサービスから収集した大量の走行データを活用して、ドライバーの皆さまの安全運転に資するさまざまなサービスを開発・提供しています。また、理研 AIP と2018年3月から共同研究を開始し、これまでに複数の AI 関連の国際会議で研究成果を発表するとともに、それらの成果を活用した安全運転支援サービスの新機能開発を進めてきました。

2021年9月には、損保ジャパンが個人向けに提供している「Driving!」のドライブレコーダーを新端末にリニューアルしました※2。端末機能のさらなる活用、事故時における“つながる”安心のさらなる向上のため、ドライブレコーダーと Wi-Fi でつながる専用スマートフォンアプリを無料で提供し、従来のドライブレコーダーにはない、新たな体験をドライバーに提供しています。

専用スマートフォンアプリの機能の一つとして、今回、理研 AIP と共同開発した「Trajectory Miningを利用した自動車事故リスク予測モデル」(以下「当該モデル」)を活用し、毎回の運転終了後に、ドライバー自身の運転の振り返りや運転能力の維持・向上を図ることができる運転診断を行います。運転ごとに当該モデルに基づいて算出された運転スコアをドライバー自ら確認できるようになり、これまで意識してこなかった運転の特徴や要注意ポイントを把握することを通じて、ドライバーの運転スキルや安全運転意識の向上および事故のない社会の実現に貢献していきます。


原文はこちら
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2021/20211228_1.pdf?la=ja-JP

15:01 | 金融:保険
 

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