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2012/05/24

【東証 】 東証グループとグレタイ証券市場が包括的な協力協定

| by:ウェブ管理者

(2012/05/24)
 東京証券取引所グループとグレタイ証券市場が包括的な協力協定(MOU)を締結
http://www.tse.or.jp/news/29/120524_a.html


東証からのニュース
東京証券取引所グループとグレタイ証券市場が包括的な協力協定(MOU)を締結


株式会社東京証券取引所グループ(以下「東証グループ」)とグレタイ証券市場(以下「グレタイ」)は、本日、両市場間の包括的な協力協定(Memorandum of Understanding)を締結しました。


本MOU締結により、両市場はより緊密な関係を構築し、情報交換や金融商品の開発・上場に向けた協力の機会を模索していきます。また、両市場は互いの地域の発行体にとって利益となるべく、上場に関するプロモーション活動やその他のマーケティング活動においても協力の可能性を探っていきます。


斉藤惇(さいとうあつし)東京証券取引所グループ代表執行役社長は、「このたび、グレタイと協定を締結できたことを嬉しく思います。グレタイは急速な成長を遂げている中・小規模の優良会社が多数上場する市場であり、また高い流動性を誇る債券市場を有する大変有望なマーケットです。
今回のMOU 締結によって、両市場間の協力関係が強化され、台湾の会社が東証市場やProBond マーケットを含むプロ向け市場を将来の資金調達の場として活用するための取り組みが進められます。それにより、双方の市場がより活発化することを期待しております。」と述べています。


ゴードン・シュー・チェン グレタイ証券市場会長は、「グレタイは国際的ネットワークに参加し、取引所と協力的な関係を構築することにより、更なる成長を遂げることを切望しています。我々は、透明性、安全性、そして効率性のある取引サービスを提供しつつ、東証グループから様々なことを学び、そして協力していきたいと考えています。グレタイは、サービスや商品の多様性とイノベーションを通じて、日本と台湾の両市場にとって有益な取引のモメンタムを作り出していきたいと考えています。」と述べています。

 

グレタイ証券市場


グレタイ証券市場は、1994年に非営利団体として設立され、台湾における中・小型株式、債券、派生商品の流通市場の振興と監視を行う非政府規制機関である。現在、株式、債券及び店頭派生商品の取引サービスを提供している。2012年4月時点、615社が上場、時価総額は560億米ドル、一日平均売買代金は6億米ドルとなっている。台湾市場は長年にわたり、アジアにおいて最も流動性のある債券市場の一つであり、その流動性の大半はグレタイ証券市場によるものである。グレタイ証券市場は当局に指定された店頭派生商品の取引情報蓄積機関を構築中である。


19:07 | お知らせ
 

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