金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2013/11/11

【松井証券】夜間取引市場開設の要望について~日本取引所グループに対して、改めて株式の「夜間取引市場開設要望書」を提出

| by:ウェブ管理者
松井証券は、日本取引所グループに対して、改めて株式の「夜間取引市場開設要望書」を提出することとしましたので、お知らせいたします。

松井証券は、予てより株式市場の更なる活性化には東京証券取引所における夜間取引が不可欠であると考え、平成15年8月、平成16年11月に「夜間取引市場開設要望書」を提出し、その後も継続してその必要性について訴えてきました。今日に至るまで、夜間取引市場の開設は見送られてきましたが、要望書の提出からおよそ10年が経過し、当時60%程度であった個人株式委託売買代金に占めるインターネット証券会社経由の比率が90%程度にまで達するなど*1、株式市場を取り巻く状況が大きく変化しております。

従来より24時間取引が行われている外国為替証拠金取引(FX)に加え、平成19年9月には大阪証券取引所のデリバティブ市場(先物取引、オプション取引)*2においてイブニング・セッションが開始され、平成23年7月には夜間立会へと改称して取引終了時が翌03:00まで延長されるなど、個人投資家が夜間に取引を行うことのできる市場は拡大しています。現に、デリバティブの夜間取引においては、その対日中取引比率が4割弱まで高まってきており*3、我が国株式市場のグローバル化に伴うリスク・ヘッジ手段の一つとして個人投資家に活用されている様子が窺えます。しかしながら、一方の株式の現物市場においては、夜間における海外市場の動向、先物取引価格の変化に従い、翌朝の始値が前営業日15:00時点の終値から大きくギャップアップもしくはギャップダウンする状況に変わりはなく、夜間における株式取引の必要性が改めて認識されるようになったと考えます。

そのため、松井証券は夜間取引に係るアンケート調査を実施し、株式の夜間取引が真のニーズであるという個人投資家の意見を日本取引所グループに訴えてまいります。


原文はこちら
http://www.matsui.co.jp/company/press/pdf/ir/pr131111.pdf

18:20 | 金融:証券
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.