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2015/06/25

【日本テラデータ】テラデータ、Prestoに対する業界初のエンタープライズ・サポートを開始~オープンソース・クエリー・エンジンに対する複数年の開発をサポート

| by:ウェブ管理者
米国カリフォルニア州サンディエゴ発 ― ビッグデータ分析とマーケティング・アプリケーションを扱う、テラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は、Presto(プレスト)に対する複数年にわたるオープンソース開発の提供と業界初のエンタープライズ・サポートを開始します。テラデータは、Apache のライセンスを有し、100パーセントのオープンソースの環境で、Presto の最新のコード・ベース、実証済みのスケーラビリティ、反復的なクエリー実行、また複数のデータ・リポジトリに対するクエリーの実行機能を、3つのフェーズから構成されるロードマップに基づいて支援、提供を進めます。 テラデータの Presto へのエンタープライズ・サポートにより、より多くの企業がデータレイクから洞察(インサイト)を引き出し、それを自社の分析エコシステム全体で活用することがより容易になります。

Facebook により開発、利用されている Presto は、ビッグデータ分析をサポートするパワフルな次世代のオープンソース SQLクエリー・エンジンです。Presto は、Airbnb、DropBox、Gree、Groupon、Netflix などの先進企業に採用されており、注目が高まっています。

Prestoは、Teradata QueryGrid のソフトウェアを補完し、TeradataR Unified Data Architecture のビジョンに適合します。Teradata QueryGrid が、Teradataデータベースと Teradata Asterデータベースからすべて共通の SQLプロトコルを通じたクエリーの実行を可能にする一方で、Presto は Hadoopプラットフォームから直接クエリーを実行できる機能を提供します。

Presto は、複数の Hadoopディストリビューション上で動作します。さらに Hadoopプラットフォーム以外にも、Cassandra(カサンドラ)、リレーショナル・データベース、また各種のデータ・ストアに対してクエリーを実行することも可能です。このプラットフォーム横断型の分析機能により、Presto のユーザーは、ギガバイト単位からペタバイト単位に至る、あらゆる規模のデータレイクから最大限のビジネス価値を引き出すことが可能になります。

テラデータの 3フェーズにわたる、100パーセントのオープンソース・コードに対する取組みは、Presto のエンタープライズ用途での機能提供を進めます。

フェーズ1 : Presto の導入を簡素化する、インストール、サポート文書、基本的な監視など根幹的な機能を強化します。フェーズ1 の機能は、すでに提供が開始されており、Teradata.com/Presto または Github でダウンロードが可能です。

フェーズ2 : Presto を標準の Hadoopディストリビューション管理ツールやYARNとの相互運用性、そして Hadoop分散ファイルシステム(HDFS: Hadoop Distributed File System)を超えて Presto を機能拡張するコネクタなど、ビッグデータ・エコシステムの他の主要部分と統合します。これらの機能は、2015年末に提供を開始する予定です。

フェーズ3 : 企業内での導入を拡大し、ビジネス・インテリジェンス・ツールとの統合を強化するため、ODBC(Open Database Connectivity)と JDBC(Java Database Connectivity API)に対応します。職責に応じたアクセスを提供することにより、セキュリティを強化します。これらの強化機能は、2016年に提供を開始する予定です。

上記オープンソースの取組みに加え、テラデータの商用サポートについても、Think Big社(テラデータの Hadoopおよびビッグデータ・コンサルティング会社)のコンサルティング・チームからすでに提供されています。Think Big社は、以下 3つの分野において実証済みの専門知識を提供することで、本番環境への Presto導入を支援します。

Prestoジャンプスタート:クラウドまたはオンサイトにおいて、Think Big社が新しい機能の試験を支援します。

Presto開発:クラウドまたはオンサイトにおいて、Think Big社のコンサルタントが Prestoソリューションの設計、構築、導入を支援します。

Think Bigアカデミー:2日間のワークショップを実施し、顧客企業がアーキテクチャを決定する際の最適な利用法や基準を把握できるように支援します。


原文はこちら
http://jpn.teradata.jp/press/2015/20150624_3.html

18:02 | IT:一般
 

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