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2020/10/07

【TIS】TIS、みずほ銀行の約400支店の決算書管理をペーパーレス化するワークフローを構築

| by:ウェブ管理者
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、取締役頭取(代表取締役)藤原 弘治、以下:みずほ銀行)の約400支店からの決算書送信やセンターの登録業務をペーパーレス化するワークフローを構築し、業務効率の向上を支援したことを発表します。

TISの財務諸表入力ソリューション「SCORE LINK」を活用して構築したみずほ銀行の新ワークフローシステムは2019年11月より本番稼働を開始しています。

みずほ銀行では、新ワークフローの構築により、最大60%の登録業務時間削減を実現しました。ピーク時で月間約16,000件あった紙の取り扱いがなくなったことで、紙の郵送コストや管理コストと、それに伴う情報漏洩のリスクも改善されました。また、従来の方式では決算書の勘定科目を正確に読み解ける人材不足が課題でしたが、OCRによるデータ化で人の手を介さず正確に決算書情報を読み込めるようになり、課題が解消されました。

みずほ銀行では、全国約400の支店が取引先企業から入手した決算書を東京の財務分析センターで一元集約し、社内システムに登録する体制で、支店側もセンター側も紙の決算書を前提として業務を行ってきました。
この業務では郵送や管理コスト、情報漏洩リスクなどのほか、不備があった場合は支店に再送を依頼するため2日程度のロスが発生するなどの課題がありました。さらに決算書の勘定科目を正確に読み解くのはノウハウが必要なため、慢性的な人材不足やピーク時対応として中国へアウトソーシングをする外注費などがあり、業務の改善が求められていました。
こうした課題を解決するため、みずほ銀行は2018年に決算書のOCRによるデータ化などの技術を積極的に取り入れ、ペーパーレス化を目指すことにしました。

みずほ銀行では以下の理由から、TISおよび財務諸表入力ソリューション「SCORE LINK」を採用しました。

TISの選定理由
システム全体のワークフローを提案
OCRによるデータ化だけでなく、みずほ銀行の意図をくんだ、現状フローの課題を踏まえたシステムの全体像の提案が評価された。

OCRによるデータ化の精度
TISは短期間で本番を想定した解析テストから完了報告までを終えており、OCRによるデータ化の精度に信頼を置くことができた。

株式会社みずほ銀行 与信企画部 部長 樋口 達也氏は以下のように述べています。
「たとえばお客様の会社を訪問しなくても決算書をデータで受け取れる仕組みがあれば、お客様からの非対面のニーズにも応えやすくなります。また、当社では法人のお客様は決算書のみを登録していますが、確定申告書などについてもOCRでデータ化して登録し、財務情報をより充実させたいとも考えています。TISには引き続きサポートいただきながら、効率化、正確性、時間短縮を追求する相談に乗っていただければと思います」


原文はこちら
https://www.tis.co.jp/news/2020/tis_news/20201006_1.html

15:06 | IT:一般
 

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