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2011/07/29

【みずほ証券】平成24年3月期 第1四半期決算短信

| by:ウェブ管理者

(2011/07/29)
平成24年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.mizuho-sc.com/ir/library/er/pdf/data201203_1q.pdf


1. 平成24年3月期第1四半期の連結業績(平成23年4月1日~平成23年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                営業収益純      営業収益          営業利益    経常利益      四半期純利益
                                百万円%         百万円%          百万円%     百万円%     百万円%
24年3月期第1四半期 57,551 △19.1  44,098 △20.3  △11,032 ― △10,694 ― △8,510 ―
23年3月期第1四半期 71,165 △25.3 55,309 △28.5   △1,402 ―   486 △98.3   470 △99.6


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する定性的情報
当第1 四半期のわが国経済は、東日本大震災の発生に伴い、当初は急速に悪化する動きとなりましたが、サプライチェーンの復旧が当初の想定に比べて前倒しで進んだことで、生産活動が持ち直すとともに、自粛ムードが和らぐなかで、消費の落ち込みにも歯止めが掛かるなど、震災からの持ち直しの動きがみられ始める景気展開となりました。株式市場は、当初、米国経済の回復期待が強まるもとで、震災に伴う大幅な下落から持ち直す動きが続き、日経平均株価は5月上旬には一時、10,000 円台を回復する動きとなりました。その後、世界経済の減速懸念が浮上したことや欧州における債務問題の再燃などから、株価は調整の動きとなり、6月中旬には一時、9,300 円台まで下落しました。6月下旬にかけては、過度な懸念が後退する動きもみられ、結局、期末9,800 円台の水準で引けました。債券市場は、10 年国債利回りが期初に米国長期金利の上昇に連動する形で1.335%まで上昇する場面もみられましたが、その後は世界経済の減速懸念や欧州債務問題の再燃を受けたリスク回避の動きによる低下基調を辿り、結局、期末は1.1%台前半の水準で終えました。


一方、海外では、米国経済は当初、回復期待が強まる動きもみられたものの、商品市況の高騰や日本におけるサプライチェーンの寸断の影響により、一転して減速懸念が強まる動きとなりました。欧州経済は新興国向け輸出を牽引役に中核国で回復が続く一方、緊縮財政の影響により周縁国では低迷が続くなど、二極化の様相を強めました。また、新興国ではインフレ圧力に対応した金融引き締めの影響により、成長ペースが鈍化する動きがみられました。株式市場は、欧米とも当初は景気回復期待を背景に上昇が続いたものの、世界経済の減速懸念の台頭や欧州債務問題の再燃により、6月半ばにかけては総じて調整の動きとなり、期末にかけては下落基調に歯止めが掛かり、持ち直しの動きとなりました。債券市場は、米国では期初には景気回復やFRB の金融緩和からの出口政策に対する期待が高まり、10 年国債利回りは3.6%台まで上昇しました。その後は、世界経済の減速懸念や欧州債務問題の再燃を受けたリスク回避の動きにより低下基調を辿りました。欧州では、引き続きソブリンリスク問題を巡って国別には跛行性の目立つ動きが続きました。


このような経営環境のもと、当社グループの連結営業収益は575億51百万円(前年同期比80.9%)、経常損失は106億94百万円、四半期純損失は85億10百万円となりました。


18:18 | 決算&開示データ
 

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