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2015/06/05

【楽天】「みんなの就職活動日記」、2016年卒大学・大学院生の 「就職人気企業ランキング」「就職活動に関するアンケート」結果を発表~製造業の人気復活 学生との接点を増やすことが奏功~

| by:ウェブ管理者
楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史)が運営する、クチコミ就職情報サイト「みんなの就職活動日記」(以下「みん就」)は、2016年卒業予定の学生を対象に調査した「就職人気企業ランキング」と「就職活動に関するアンケート」結果をそれぞれ発表しました。

「就職人気企業ランキング」は、2016年卒業予定の「みん就」の学生会員を対象に、2014年10月14日から2015年4月30日にかけて、インターネットおよび就職フォーラム会場でアンケートを実施し、7,079人から回答を得ました。本調査では、調査対象企業約600社のうち、志望する上位5社を選択し、企業ごとに「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「社会的責任の魅力」「採用活動の魅力」の5つの観点から、それぞれ魅力を感じる点を選んでもらいました。

また、新倫理憲章により企業の採用活動が3ヶ月後ろ倒しで始まったことが、2016年卒学生の就職活動に与える影響を調べるため、「みん就」の学生会員を対象に「就職活動に関するアンケート」調査を実施しました。調査は2015年4月9日から4月16日にかけてインターネットで実施し、837人から回答を得ました。

「就職人気企業ランキング」「就職活動に関するアンケート」結果概要

<就職人気企業ランキング>

■総合ランキング
製造業の人気復活 上位100社以内に34社
総合ランキングでは、昨年2位の電通が1位、昨年1位の全日本空輸が2位となり、昨年7位だった伊藤忠商事は3位にランクインした。トップ10の顔ぶれに大きな変動はなかったが、昨年トップ10圏外だったサントリーグループが6位(昨年19位)に、ニトリが7位(同16位)にランクインした。

上位100社の中で、今年は製造業の人気が目立った。昨年は15社がランクインしたが、今年は34社と倍以上に増え、そのうちの27社が昨年よりも順位を上げた。サントリーグループに加え、味の素、ネスレ日本、キリンなどの食品・飲料メーカーや、トヨタ自動車や日立製作所、三菱電気などの自動車・電機メーカーが、大きく順位を上げている。

■志望理由別ランキング

採用活動では学生へのきめ細やかな情報が大切

学生の志望理由別ランキングによると、「会社の魅力:経営者・ビジョンに共感」では昨年同ランキング1位の総合ブライダル企業・TAKAMI BRIDAL(高見)(総合49位)が今年も1位となった。2位には双日(同86位)が、3位には昨年同ランキング2位のPlan・Do・See(同52位)がランクインした。3社は共通して、FacebookなどのSNSで新入社員研修や社員の紹介など、学生が興味を持つ情報を積極的に発信している。また、TAKAMI BRIDALは学生向けの説明会において、社長自らが会社のビジョンについて話をするなど、直接的なアプローチを図った点が学生の共感を得たと考えられ、「採用活動の魅力:セミナー・説明会での説明が詳細でわかりやすかった」でも2位にランクインした。

また、「企業の社会的責任の魅力:地球環境に配慮している」においては、昨年同ランキング2位の住友林業(総合60位)が1位、昨年同ランキング2位の一条工務店(同45位)が2位、TOTO(同97位)が3位となった。今回TOTOは同ランキングに初めてランクインした。3社共通して、企業ホームページやパンフレットで環境保全への取り組みを積極的に紹介している。特にTOTOはFacebookを利用して「人と地球にやさしい家づくり」を紹介するなど、環境保全への取り組みを分かりやすく継続的に発信したことが今回のランクインにつながったと見られる。自社事業の強みを生かし、社会に還元する取り組みを積極的に情報発信していることが学生から好感を得たようだ。

海外で活躍できる日本企業への人気が高まる

「仕事の魅力:海外で働ける」では、トップ10内に総合商社6社がランクインした。また昨年は総合商社以外に外資系企業も数社ランクインしたが、今年は日本郵船が4位(総合92位)、全日本空輸が8位(同2位)、トヨタ自動車が9位(同17位)、三菱重工業が10位(同70位)にランクインするなど、トップ10を全て日本企業が占めた。海外でも活躍できる日本企業への注目が高まっているようだ。

<就職活動に関するアンケート結果>
新倫理憲章下において、就職活動に充てる期間が長くなる

2016年卒大学・大学院生を対象とした採用活動は、新倫理憲章により開始時期が3月と、例年より3ヶ月後ろ倒しになったが、開始時期以降に活動を始めた学生は約25%にとどまり、4人に3人は開始前から就職活動を始めたことが判明した。また、4月時点ですでに1社以上の内々定を受けている学生が12.5%いることも明らかになった。

また、インターンシップに関しても昨年から変化が見られた。調査結果によると、インターンシップに1社以上参加したと回答した学生は昨年49.1%だったが、今年は65.3%と増えた。企業が学生との接点を増やすためにインターンシップを複数回実施したことで、昨年に比べ学生のインターンシップへの参加率や関心が高まっていると見ている。例年インターンシップは夏に集中して行われることが多かったが、今年は8月に続いて2月、9月、12月に参加した、もしくは参加する学生が多く、インターンシップの通年化が伺える。

新倫理憲章のもと採用活動の期間は短くなったが、インターンシップの参加など、学生が就職活動に充てる期間はむしろ長期化する傾向にあるようだ。


原文はこちら
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2015/0605_01.html

17:01 | IT:一般
 

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