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2017/07/21

【野村證券】ノムラ個人投資家サーベイ~「国内政治情勢」の注目度が上昇、「国際情勢」の注目度が低下

| by:ウェブ管理者
1. 調査の要約
(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 31.6 と 3 カ月ぶりに低下
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は 31.6 と 3 カ月ぶりに前月比低下した。調査時の日経平均株価(17 年 7 月 10 日終値)は 20,080.98 円と前回調査時(17 年 6 月 12 日終値:19,908.58 円)を 172.40 円上回った。

(2)「国内政治情勢」の注目度が上昇、「国際情勢」の注目度が低下
今後 3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国内政治情勢」の回答比率は 17.5%と、前月比 9.8%ポイント上昇した。一方、「国際情勢」の注目度は 45.7%と、前月比 10.3%ポイント低下した。

(3) 「自動車」の注目度が上昇
今後 3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いた DI を見ると、「自動車」の DI は 2.9 と前月比 8.1 ポイント上昇と、6 カ月ぶりにプラスに転じた。一方、「消費」の DI は-3.3 と前月比 3.3 ポイント低下し、「通信」の DI は 1.6 と同 3.0 ポイント低下した。

(4) 円高ドル安を見込む回答が増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて、円高ドル安を見込む回答比率の合計は 66.9%と前月比 5.5%ポイント上昇した。「5 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は45.7%と、前月比 3.1%ポイント上昇した。「10 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は17.3%と前月比 1.4%ポイント上昇し、「10 円以上円高ドル安」を見込む回答比率は 3.9%と同 1.0%ポイント上昇した。
一方、「5 円程度円安ドル高」との回答比率は 29.1%と前月比 3.7%ポイント低下し、「10円程度円安ドル高」を見込む回答比率は 2.7%と前月比 1.8%ポイント低下した。「10 円以上円安ドル高」の回答比率は 1.3%と前月比横ばいだった。

(5) 「日本円」の投資魅力 DI が低下、「ユーロ」の投資魅力 DI が上昇
今後 3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI を見ると、「日本円」が25.6と前月比6.1ポイント低下した。一方、「ユーロ」は0.9と前月比6.2ポイント上昇し、10年2月以来初めてプラスに転じた。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20170721/20170721.pdf

18:12 | 金融:証券
 

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