(2011/4/12)
IIJ、国内1,000店舗のパリミキにiPadを導入 IIJ Smart Mobile Managerで遠隔管理を実現
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2011/0412.html

株式会社インターネットイニシアティブ（IIJ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長：鈴木 幸一、コード番号：3774 東証第一部）は、メガネ専門チェーン「メガネの三城」「パリミキ」を展開する株式会社三城ホールディングス（三城）の国内約1,000店舗にiPadを導入し、2011年1月より順次提供しています。またiPadの導入にあわせて、高速モバイルデータ通信サービス「IIJモバイル」とモバイルアクセスルータ「クティオ（※1）」を導入し、店舗内の無線LAN環境下でiPadを利用可能にするとともに、スマートデバイスを遠隔管理する「IIJ Smart Mobile Manager（※2）」を提供することで、iPadを遠隔から管理する仕組みを実現しています。

三城では、従来の顧客層だけでなく、若年層の顧客を取り込むための店舗サービスの一環として、iPadなどのスマートデバイスを活用した新たなアプリケーションや、コンテンツの開発を独自に行ってきました。今回、自分の顔写真やイラストとフレームの画像をあわせて、仮想的に眼鏡を試着できるアプリケーションを開発し、そのアプリケーションを展開する端末として、iPadが採用されました。

一方、店舗へのiPad導入にあたって、セキュリティの観点から、既存の店舗ネットワーク環境とは別に、iPad専用のインターネット接続環境を用意すること、また、店舗に設置したiPadの紛失、盗難などによる情報漏えいや事故への対策を施す必要がありました。

そこで、IIJはこれらの課題を解決するために、IIJモバイルとクティオを組み合わせたモバイル通信環境を提供し、iPad専用のインターネット環境を用意しました。モバイルブロードバンドを利用することで、店舗に新規のネットワークを手軽に導入できるうえ、店舗の移転や統廃合があった際にも、容易にネットワークの再構築をすることも可能になりました。また、来店した顧客が自身のスマートデバイスで無線LANを利用できるため、新たな店舗サービスの提供を可能にしています。さらに、IIJ Smart Mobile Managerを提供することで、万が一店舗の端末を紛失した際は、遠隔からiPadのロックやデータ消去ができるため、iPad経由の情報漏えいなどを未然に防ぎ、セキュアな店舗サービスを実現しました。

三城は、iPadの導入にあたり、IIJがiPad端末からモバイル通信環境、iPadの遠隔管理をトータルに提供できる点などを高く評価し、今回の採用にいたりました。

IIJでは今後とも、高機能モバイル端末をセキュアにビジネスに活用するために最適なソリューションを積極的に提供してまいります。