2018年9月6日(木)、エンタープライズ向けの収集、蓄積、分析プラットフォームと、データフローオーケストレーションを提供するHortonworksの日本法人であるホートンワークスジャパンは、世界の金融業界で進むデジタルイノベーションの最新動向に関する記者説明会を赤坂インターシティコンファレンスで開催した。
【ホートンワークスビジネスアップデート】ホートンワークスジャパン 執行役員社長 廣川 裕司氏
挨拶に立った廣川氏は冒頭に同社の概要や近況について触れ、グローバルな売り上げが$261.8Mと前年同期比42%拡大したこと、データを取り扱う市場が巨大市場へ成長を遂げる中、次世代ビッグデータプラットフォームが直面する課題と、それに対する同社のサービス概要について語った。最も成長の速いソフトウェア会社の実現、そして同社の「HDP・HDF」といった製品群がプラットフォームの世界標準になることなどが同社のビジョンだという。
【HDP/HDF最新バージョン概要】同社ソリューションエンジニア 叶 長耀(ヨウ チョウヨウ )氏
叶氏は、バージョンアップされるHDP(Hortonworks Data Platform) 3.0が、FASTER、SMARTER 、ハイブリッドの3つの点で進化することを説明。また、HDF(Hortonworks DataFlow)3.2、SMM(Hortonworks Streams Messaging Manager)についても概要や強みを紹介した。
【金融業界におけるグローバルの動向とお客様事例】 General Manager,Financial Services,Hortonworks Diego Baez氏
Baez氏は冒頭に、デジタルチャネルの売上拡大に伴って、金融機関のデータの位置付けは益々重要になっていると語り、業界のリーダー企業は、顧客動向の把握、規制対応、競合他社対応のためのデータ活用を行っていると強調した。また金融業界におけるデータマネジメント戦略、および金融における重要ユースケースについては、「顧客の360°分析」、「リスクマネージメント」、「AML、コンプライアンス」、「不正検知」について個別に事例を詳しく紹介。最後に質疑応答も行って説明会が終了した。
Hortonworksはグローバルなイベントとして、「2018 DataWorks Summits」を開催しており、東京でも2018年10月16日(火)に「DataWorks Summit Tokyo 2018」が開催される。ビッグデータ・AI・機械学習に関する最新情報を学びながら、同業者・先駆者と交流できる本イベントにご興味ある方は開催ページをご確認いただきたい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : プロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )