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2016/02/03

【日本IBM】アドバンテックと日本IBM、IoTプラットフォームとソリューション提供における協業を発表

| by:ウェブ管理者
アドバンテック(Advantech Co.,Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区 社長マイク小池、以下アドバンテック)と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下日本IBM)は、スマート・マニュファクチャリングをはじめとするIoTソリューションの提供に向けて協業することを発表します。

本協業により、産業用コンピュータの分野で世界トップシェアのアドバンテックが提供するPaaS※1ソリューション「WISE-PaaS」をIBMのクラウド基盤「SoftLayer」もしくはPaaS 「IBM Bluemix」と連携させ、ユーザー企業がIoT関連のアプリケーションを開発および実行する環境とすることが可能になります。

アドバンテックのIoT向けハードウェアソリューションは、シリアル通信、イーサネット、アナログI/O、デジタルI/O、ワイヤレスセンサノードなど、さまざまな物理インターフェースを介したセンサや機器からのデータ収集の実現をサポートします。「WISE-PaaS」は、これらのIoT向けハードウェアが収集したデータを活用するためのデータマネジメント機能や、ハードウェアの状態を監視するデバイスマネジメント機能を、RESTFul APIによってさまざまなクラウドサービスから利用できるようにするPaaSです。

両社は、「WISE-PaaS」,「SoftLayer」, 「IBM Bluemix」の連携により、IoT機器とインターネットを接続するアドバンテックのセンサゲートウェイや、通信機能やセンサーなどを実装したセンサノードから収集したデータをもとに、クラウド上で工場設備機器の稼働状況や環境を可視化し、保全を支援するスマートマニュファクチャリング市場向けのIoTソリューションとして提案を開始します。本ソリューションは、日本IBMのお客様・ビジネスパートナー様向け施設「IBM Client Experience Center (IBMクライアント・エクスペリエンス・センター)」にある「IoT Experience Garage(アイ・オー・ティー・エクスペリエンス・ガレージ)」にて体験できます。

今後は、アドバンテックの持つさまざまな市場/アプリケーション向けハードウェアプラットフォームと、日本IBMが幅広い業界で培ったITシステムの実績やノウハウを組み合わせることで、スマート・マニュファクチャリング市場に留まらず、IoT関連事業のビジネス拡大に向けて協力してまいります。

※1 PaaS(Platform as a Service):アプリケーションが動作するためのOS等のプラットフォームを、ネットを介し提供するグローバルサービス


原文はこちら
http://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/48951.wss

19:04 | IT:一般
 

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