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2023/07/07

【ゼロボード】ゼロボードとレクサー・リサーチ、百五銀行による三重県「令和5年度自動車部品サプライチェーンにおける製品単位CO2排出量算定・削減支援実証事業」の取組みについて

| by:ウェブ管理者
~ 自動車部品CFP算定のモデルケースを構築し、中小企業の競争力強化と脱炭素化を推進 ~

 株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役 渡慶次 道隆、以下「ゼロボード」)と株式会社レクサー・リサーチ(東京都中央区(東京本社)、代表取締役 中村 昌弘、以下「レクサー・リサーチ」)で組成した地域脱炭素経営支援共同事業体(以下「共同事業体」)が、三重県の「令和5年度自動車部品サプライチェーンにおける製品単位CO2排出量算定・削減支援実証事業(以下「本事業」)」を受託し、株式会社百五銀行(三重県津市、頭取 杉浦 雅和、以下「百五銀行」)を加えた3社で協力して事業を実施します。
 本事業は自動車関連部品に携わるTier1/2企業のカーボンフットプリント(CFP)(※1)の一次データを用いた排出量算定や省エネ診断を通して、CFP算定の工数やノウハウの獲得、事業性メリットの把握をすることで、今後の自動車部品サプライチェーンのCFP算定と削減支援のモデルケースの構築を目指します。
 また、本事業は2023年3月に経済産業省と環境省が共同で発表した「カーボンフットプリントガイドライン」(※2)に則って算定する先駆的な実証事例になります。

■事業概要

 本事業は三重県が委託した専門事業者と、自動車メーカー(OEM)と直接取引がある事業者(Tier1)ならびにTier1と直接取引がある事業者(Tier2)が連携して行う、自動車CFPの算定・削減にかかる課題や対応の方向性等を整理し、それを県内の自動車関連企業等へ展開するための実証事業です。

 Tier1は、Tier2から調達する部品・原材料等のCFPデータを連動させて自社が製造する製品のCFP算定を行い、二次データにより算出したCFP等との比較・検証等を行うとともに、自社における省エネの取り組みやOEMとの直接のやり取りにより得られた最新の知見等に基づいて、Tier2に対してエネルギー生産性向上およびCO2排出削減に資する情報共有や助言・支援等を行います。
 一方、Tier2は、共同事業体およびTier1の支援により、Tier1に販売する部品・原材料等のCFPを算定するとともに、当該部品・原材料等の生産工程を含む自社工場の省エネ診断を受診し、自社の課題を整理します。
CFP算定にはゼロボードが提供するGHG(温室効果ガス)算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」の利用を想定しています。また、ゼロボードが2022年に経済産業省から受託して行った自動車製造業におけるCFP算定のモデル実証で得た知見も提供します。
 本事業を通じて得られた成果や課題、今後の対応の方向性等については報告書に取りまとめ、一般公開により実施する成果発表会において発表することで、サプライチェーン内の他の企業や他のサプライチェーンへの展開を目指します。また、百五銀行は地域金融機関の視点から報告書作成に係る助言などを行い、地域の事業者に対し得られた成果などの展開を行います。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000087068.html

15:04 | IT:一般
 

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