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2022/12/14

【日本政策金融公庫】女性による新規開業は女性従業員を多く雇用~「2022 年度新規開業実態調査(特別調査)」結果の概要~

| by:ウェブ管理者
日本政策金融公庫総合研究所が 1991 年度から毎年実施している「新規開業実態調査」によると、女性の開業は増加傾向にあります。本調査では、「2022 年度新規開業実態調査(特別調査)」の結果をもとに、女性による新規開業の特徴について分析しました。主な調査結果と調査の要領は以下のとおりです。

<主な調査結果>

1 女性起業家の開業業種は「サービス業」が最も多く、月商規模は小さい(本文 2 ページ)女性起業家の 40.4%が「サービス業」で開業している(表-1)。平均月商は 166 万円と、男性起業家 (504 万円)の 3 割程度と少ない(図-2)。

2 女性起業家の半数以上が「自由に仕事がしたかった」から開業(本文 7 ページ)
女性起業家の開業動機は、「自由に仕事がしたかった」(52.3%)が最も多い(図-16)。男性起業家と比べると、「年齢や性別に関係なく仕事がしたかった」「趣味や特技を生かしたかった」との回答割合が高くなっている。

3 女性起業家は女性をより多く雇用する傾向(本文 9 ページ)
従業者規模は、女性起業家は開業時(2.8 人)、調査時点(3.5 人 )ともに男性起業家(順に 3.1 人、4.3 人)に比べて小さい(図-21)。従業員の性別をみると、女性起業家の事業では女性従業員が約 3 分の 2 を占め、半分程度である男性起業家の場合を大きく上回る(図-22)。

4 約 7 割の女性起業家が開業に満足(本文 15 ページ)
女性起業家は、開業に対して総合的に「かなり満足」(28.2%)、または「やや満足 」(41.4%)と回答しており、男性起業家の水準と大差ない(図-39)。項目別にみると、仕事のやりがいに対する満足度が高い一方で、収入に対する満足度は低い。


原文はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_221214.pdf

15:06 | 金融:銀行
 

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