株式会社仙台銀行(本社:宮城県仙台市、代表取締役頭取 鈴木 隆、以下「当行」)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝、以下「SBI」)よりビッグデータ及び AI 活用に関する知見・技術・リソースの提供を受け、お客さまへのサービスの更なる利便性向上を図るため、当行内でのビッグデータ及び AI 活用に向けた取組みを開始いたしましたので、お知らせいたします。
当行は、SBI と当行の親会社である株式会社じもとホールディングス(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長 鈴木 隆)の資本業務提携を機に、SBI と DataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、 CEO:Dan Wright、以下「DataRobot 社」)からのサポートを受け、個人向けローンサービスにおいて AI 予測モデルを作成、業務への導入を開始いたしました。 また、東日本の地域金融機関として初めて DataRobot 社が提供する「AI サクセスプログラム」の導入を開始しており、行内向け AI 勉強会やテーマ創出ワークショップを通し、当行内でのデータ活用拡充や人材育成を目指しております。
当行の AI 活用における取組み内容および成果は下記のとおりであり、当行は、今後もお客さまへのサービスの利便性の向上を図るとともに、行内の業務効率化を通じたお客さまとのコミュニケーションの充実など、お客さまとのより強固な信頼関係の構築を目指してまいります。
1.個人向けローンサービス業務における AI 活用 個人向けローンサービスにおいて、AI Cloud プラットフォーム「DataRobot」の AutoML(機械学習の自動化)機能で開発した AI 予測モデルを活用し、これまで拾いきれていなかったお客さまの資金ニーズにも応えることができるようになりました。この取組みによって、潜在的にサービスを求めるお客さまに最適なタイミングで適切な情報を届けることが可能となり、事業の拡大を目指してまいります。
2.人材育成とスキルの醸成 SBI と連携し、行内においてビッグデータ分析や活用業務に取り組むことのできる人材の育成を行っています。行内の AI 活用啓蒙のために、DataRobot 社が提供する AI ドリブン※組織構築を目標とする支援プログラム「AI サクセスプログラム」を導入し、行内向け AI 勉強会やテーマ創出ワークショップを実施してまいります。 ※AI を活用して学習・分析して得た知見に基づいて、様々な判断・行動を起こすこと