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2011/07/27

【矢野経済研究所】タブレット市場に関する調査結果 2011

| by:ウェブ管理者

(2011/07/27)
タブレット市場に関する調査結果 2011
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000814


■調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にてタブレット市場の調査を実施した。


1.調査期間:2011年3月~6月
2.調査対象:国内移動体通信サービス事業者、国内携帯電話メーカー、海外携帯電話・スマートフォンメーカー、海外製造受託企業、海外PCメーカー、国内部品メーカー、業界団体他
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用


<タブレットとは>
本調査においては「タブレット」を下記の通り定義した。


①アプリケーションをインストールして機能拡張、カスタマイズが可能な端末。
②インターネットブラウザを搭載。
③パソコン、携帯電話等との連携が可能。
④アプリケーションの開発環境がオープンプラットフォーム(自由に開発出来、市場に参入可能)となっている。
⑤5.0インチ以上(主に5.0インチ、7.0インチ、8.9インチ、10.1インチ)のディスプレイを搭載。
⑥スマートフォン向けOSあるいはパソコン向けOSを搭載。
※3G(UMTS/W-CDMA/HSPA)内蔵/非内蔵、音声通話機能は問わない。


①~④についてはスマートフォンと同様とした。通信機器メーカーから多くの製品が導入されていることに大きく関連する。スマートフォンとの切り分けについてはディスプレイサイズ(5.0インチ以上)の製品とした。電子書籍リーダー(端末)は除外している


■調査結果サマリー


◆ 2010年度 国内市場におけるタブレットの出荷台数は96万6,000台
 2010年度の国内市場におけるタブレットの出荷台数は96万6,000台であった。海外メーカーの製品が多数を占めた。2011年度の国内市場におけるタブレットの出荷台数は291万5,000台と予測する。販路別では通信事業者ブランドが全体の75.5%を占め、またモデル別ではWiFiモデルが57.6%を占める見通しである。
 
◆ 2010年 世界のタブレット出荷台数は2,025万5,000台
 2010年世界のタブレット出荷台数は2,025万5,000台であった。スマートフォンの開発経験を持つ通信機器メーカーが先行したが、参入企業数及びモデル数は少なかった。2011年は通信機器メーカーに加え、パソコンメーカー、AV機器メーカーなどが市場に参入する見通しである。しかし、市場が立ち上がったばかりであることに加え、スマートフォンとの競合、コンテンツ・アプリケーション環境の整備など課題も多いが、2012年以降はスマートフォンとの棲み分け及び用途開拓が進み順調に市場が拡大すると予測する。


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