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2011/05/11

【EMCOM HD】平成23年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

| by:ウェブ管理者

(2011/05/10)
平成23年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.hd.emcom.jp/pdf/20110510_002.pdf

1. 平成23年12月期第1四半期の連結業績(平成23年1月1日~平成23年3月31日)

(1) 連結経営成績(累計)    (%表示は、対前年同四半期増減率)
                    売上高      営業利益       経常利益    四半期純利益
                    百万円 %    百万円 %     百万円 %   百万円 %
23年12月期第1四半期 732 △71.0  40  △96.2  50 △95.0   17 △97.9
22年12月期第1四半期 2,528 22.1  1,068 84.2  1,000 67.5   815  65.8


1. 当四半期の連結業績等に関する定性的情報
(1) 連結経営成績に関する定性的情報


当第1四半期連結会計期間におけるわが国経済は、3月11日に東北地方太平洋沖にて発生したマグニチュード9.0という観測史上最大規模の震災及び、それに伴い福島第一原子力発電所において発生した事故等を受けまして、東北地方を中心として大きな被害が発生するとともに、およそ半年ぶりに日経平均株価が8,000円台まで下落するなど非常に厳しい状況が続いております。
これらの経済環境を背景に、外国為替市場は期初1米ドル81円台でスタートし、1、2月は総じて低い変動率で推移いたしましたが、3月11日の東日本大震災の発生及び福島第一原子力発電所の事態深刻化を受け、戦後史上最安値である76円台まで急落した後、日米欧による協調介入によって81円台まで回復すると、その後はドル高円安基調で推移した結果、83円台で当第1四半期連結会計期間末を迎えました。
このような環境のもと、当社グループはインターネットビジネスにおける金融システムの開発力並びにコンサルティング力をコア・コンピタンスとして、それらの高度な専門性とノウハウを活用した金融システムのレベニューシェア型ASP事業を主軸とする収益モデルの確立に注力するとともに、次なる成長に向けた重点施策として、海外事業への取組みを強化してまいりました。
コア事業である金融サービスのレベニューシェア型ASP事業においては、クライアントとのパートナーシップを強化し、OTC-FX取引サービスをはじめ、取引所-FX(くりっく365)、CFD等、各サービスの機能追加やサービス拡充を行い、顧客志向の付加価値戦略を推進してまいりました。
また、成長領域である海外事業においては、子会社 英脈特信息技術(無錫)有限公司をシステム開発拠点に、受託開発・BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)・webアプリケーション開発等の受注・開発体制の基盤構築とノウハウ蓄積に努めてまいりました。一方、香港並びにアジア諸国におけるFX事業の展開可能性を検討する準備会社 大家滙(香港)有限公司においては、香港におけるFX事業ライセンス(証券先物委員会Type3ライセンス)の取得を目指すなど、将来における事業規模、収益機会の拡大に資する施策を積極展開してまいりました。
しかしながら、前連結会計年度における株式会社EMCOM CAPITAL(旧 株式会社EMCOM証券)のFX事業及び有価証券関連事業の譲渡により当社グループの収益構造に変化が生じたことから、当第1四半期連結会計期間の売上高は、732百万円(前年同期比71.0%減)と大幅な減少となりました。損益につきましても同様の影響により、営業利益は40百万円(前年同期比96.2%減)、経常利益は50百万円(前年同期比95.0%減)となりました。四半期純利益は17百万円(前年同期比97.9%減)となりました。


18:13 | 決算&開示データ
 

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