ビッグデータ時代に向けたSoftware Defined Storage テクノロジーを発表 あらゆるデータ・タイプへ無限の拡張性を提供する画期的なストレージ・ソフトウェア ストレージ・コストを最大90% 削減し、データセンターの経済性を変革 IBM Watson やスーパーコンピューターを支えるイノベーションの商用利用が可能に
[米国マサチューセッツ州ボストン、2014年5月12日(現地時間)発]
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)は本日、より優れた経済性を提供すると同時に、企業が世界のあらゆる場所において、あらゆる種類のストレージ製品上にあるあらゆるタイプのデータにアクセスし、処理することを可能にするSoftware Defined Storage製品ポートフォリオを発表しました。
IBM Research Labs内で生まれたこの特許取得済みの画期的技術は、企業が無数のデバイス、センサー、ビジネス・プロセス、ソーシャル・ネットワークなどから爆発的に発生するあらゆる形式のデータを、管理するだけでなく最大限に利用することを可能にします。この新しいストレージ・ソフトウェアは、地震データの処理からリスク管理、金融分析、気象モデリング、科学研究、小売業でのリアルタイムかつ最適な行動決定にいたるまで、大量の情報への高速アクセスを必要とするようなデータ・インテンシブなアプリケーションに最適です。
IBM システムズ・アンド・テクノロジー・グループでシニア・バイス・プレジデントを務めるトム・ロザミリア (Tom Rosamilia) は以下のように言っています。「デジタル情報はそのスピード、量ともに劇的な増加を続けており、データを保存、管理する従来のストレージ・システムはやがて限界を迎えます。我々の技術は、データが競争力の源となる分野でお客様がビジネスを行うにあたって必要なスピード、拡張性、コスト効率性の向上を提供します。」
Software Defined Storageとは、データ量が増加する中、ローカルおよびグローバルでデータの管理を自動的に行い、アクセスを飛躍的に高速化し、より容易な管理と、迅速かつ低コストにテクノロジー基盤を拡大する能力を提供するソフトウェア機能のことです。加えて、これらの機能は様々な企業のストレージ・システムに対応し、自動化および仮想化されたストレージを提供します。