ICT・メディア市場は、その多くの市場分野が成熟期あるいは衰退期を迎えています。その一方で、(1)スマートフォン等のスマートデバイスを活用したビジネスの急速な立ち上がり、(2)EC(電子商取引)やインターネット広告、コンテンツ配信市場のさらなる成長、(3)ウェアラブル端末や3Dプリンターの普及、(4)M2M(Machine to Machine)/IoT(Internet of Things)による新たな市場の形成など、新時代に向けた構造変化が起きています。NRIはこれを、ネット(インターネット)とリアル(現実)の境界線がサービスを通じて曖昧化していく「ネット・リアル融合時代」と捉え、東京オリンピック開催後の2021年に向けてどのように変化していくかを分析しました。 主要5市場の特徴的な動向と予測結果は以下のとおりです。各市場で取り上げている市場分野の詳細は、【ご参考】の「各市場・分野の定義と説明」をご覧ください。