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2018/03/08

【FortySeven OU】 【フォーティセブン銀行】日本のフィンテック界における 人材流出の解決策を提供へ

| by:ウェブ管理者
 先日、日本市場進出を発表したヨーロッパ発スタートアップ企業<フォーティセブン銀行>。日本のフィンテック界における高技術/高資格人材の海外流出の風潮を逆進させ、秀逸な人材を国内にキープするためのプラットフォームを開発した。

【フォーティセブン銀行】日本のフィンテック界における人材流出の解決策を提供
 先日ヨーロッパ発スタートアップ企業、フォーティセブン銀行が日本市場進出を発表しました。進出にあたり、「日本のフィンテック界における優秀な人材の流出を防ぐためには、日本のフィンテック界のプレーヤーたちが、若く才能ある人材に早期の段階でチャンスを与えるよう検討すべき」と当行CEOのアレクサンドルス・マリンスは語ります。金融界において、若く優秀な人材が実験しながら意義ある革新を生み出せるよう彼らに公平なチャンスを与えることに対し慢性的な恐怖感が滞っており、それが実際にはフィンテック界そのものにダメージを与えている、とマリンスは説明しています。

 日本で見られるインターネット技術に精通した人材の流出、および高技術もしくは高資格者の海外流出に関しては充分な資料が存在していると言えるでしょう。Nikkei Asian Reviewも昨年11月に人材流出に関する報道を行なっています。
記事:https://asia.nikkei.com/Business/Trends/Japan-seeks-to-stop-tech-brain-drain

 優れた人材が国外に流出し続ける背景には、より高給の待遇、さらにはより魅力的な二次的労働条件に加え、昇進のチャンスが大きいこと、そして個人のスキル養成に貢献するインセンティブがより充実していることが挙げられます。マリンスは次のように分析しています。「日本では、エンジニアが本当の意味で開花できるレベルの役職に到達するまでの時間があまりに長い。他市場では、雇用主が年功序列を重視する傾向は存在しない。シリコンバレーに限らずヨーロッパおよび南アジアにおいても、年齢ではなく、如何に優れたアイデアを持っているかが重視される。」

 フォーティセブン銀行は、このような人材流出の風潮を逆進させ、フィンテック界の秀逸な人材を自国に留めさせるためのプラットフォームを開発してきました。これらの人材に地元市場で革新を生むために必要な要素へのアクセスを提供することがカギです。決して高額でなくても、才能ある独立系デベロッパーに小規模の投資を行うことによって、大規模な金融機関に依存することなく商品を開発することが可能となります。それが結果として、金融市場を根底から揺るがす新商品の誕生につながるというポテンシャルが秘められているのです。

 「フィンテック市場に進出する際にぶつかりがちな障害物を取り除くことで、若い優秀な人材が母国で才能を発揮し、彼等自身の才能の認知を求めて他国へ移住する必要性もなくなるだろう」とマリンスは述べています。「若い才能ある人材に、当行傘下で全ての適切なライセンスに完全準拠した環境の下、業界を激震させる技術を開発するための機会を提供していく。比較的小規模の投資であっても、それが世界的競合力を秘めた技術を誕生させることになるはずだ。さらに、日本のフィンテックシーンの鈍い動向に活力を与えてくれるだろう。」

 フォーティセブン銀行は現在実施中のICOにおいても飛躍的に成功しています。初期段階ですでにソフトキャップを達成し、直近ではwww.icorating.comの投資先ランキングにおいて最高評価を獲得したばかりです。現在実施中のICOはあと24日間で終了予定です。より詳しい詳細は当行公式サイトをご覧ください。www.fortyseven.io


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000032167.html

15:03 | IT:一般
 

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