2013/09/30 【金融先物取引業協会】「四半期統計」(平成25年度第1四半期)~取引所FX出来高実績・くりっく365は18,621千枚(同▲1.3%)、大証FXは2,373千枚(同▲11.2%)、店頭FX]取引は1,426兆1,023億円(前期比39.8%増)、通貨バイナリーオプション2,110億円(同▲10.1%)、店頭FX取引額及び建玉残高に占める法人顧客の割合は、それぞれ14.586%及び13.947% | by:ウェブ管理者
金融先物取引の出来高状況(平成25年度第1四半期) [概 況] 1.取引所金融先物取引 a. 平成25年度第1四半期(平成25年4月~6月)分 (1)会員及び特別参加者164社のうち、平成25年度第1四半期において取引所金融先物取引の出来高実績があったのは65社(前期比▲1社)(うち、金融取金利先物等は33社(同2社増)、くりっく365は23社(同1社増)、大証FXは8社(同変わらず)、海外は36社(同1社増))であり、くりっく365と大証FXの両方の取引実績があったのは2社(同変わらず)であり、外国為替証拠金取引の取引所取引と店頭取引のいずれかの取引実績があった会員は76社(同2社増)であった。 当期中の取引所金融先物取引の出来高(総取引枚数)は、金融取金利先物等は3,514千枚(前期比16.5%増)、くりっく365は18,621千枚(同▲1.3%)、大証FXは2,373千枚(同▲11.2%)、海外は4,741千枚(同15.8%増)、合計は29,250千枚(同2.0%増)であった。(前年同期比では、金融取金利先物等は26.3%増、くりっく365は11.4%増、大証FXは47.7%増、海外は▲16.9%、合計は9.1%増) (2)当期の受託取引は、金融取金利先物等は2,686千枚(前期比16.5%増)、くりっく365は18,621千枚(同▲1.3%)、大証FXは2,373千枚(同▲11.2%)、海外は854千枚(同18.9%増)、合計は24,535千枚(同▲0.1%)である。なお、海外受託取引のうち854千枚(同18.8%増)は媒介取引である。 (3)当期の会員、特別参加者による主要海外取引所別の出来高は、CME3,230千枚(前期比42.3%増)、Liffe1,433千枚(同▲16.7%)で、この2取引所で海外出来高合計の98.3%を占める。(前年同期比では、CME6.0%増、Liffe8.4%増。) (4)平成25年6月末の建玉残高は、買建と売建の合計で、金融取金利先物等は956千枚(前期末比4.5%増)、くりっく365は814千枚(同▲4.6%)、大証FXは68千枚(同▲64.8%)、海外は2,396千枚(同▲4.5%)、全体では4,236千枚(同▲5.3%)である。 (5)金融取くりっく365の受託取引の円金額は、全通貨ペアを合わせて、19兆5,433億円(前期比▲2.1%)であった。大証FXは、同じく2兆4,600億円(同▲13.1%)であった。平成25年6月末のくりっく365に係る顧客からの受入証拠金残高は、1,852億円(同▲0.1%)であり、同じく買建及び売建合計の建玉残高8,291億円(同▲3.9%)の22.3%(レバレッジは4.4倍)であった。大証FXは同じく、128億円(前期比7.9%増)、698億円(同2.7%増)、18.4%(レバレッジは5.4倍)であった。(取引金額及び建玉残高は、期末の外国為替レートで日本円に換算した。b.(5)において同じ。) 2.店頭金融先物取引 a. 平成25年度第1四半期(平成25年4月~6月)分 (1)会員及び特別参加者164社のうち、平成25年度第1四半期において店頭金融先物取引の出来高実績があったのは110社(前期比▲6社)、うち外国為替証拠金取引62社(同1社増)、通貨オプション取引46社(同変わらず)、NDF6社(同1社増)、通貨バイナリーオプション10社(同変わらず)、その他1社であり、当期中の出来高(総取引金額)は、1,434兆1,662億円(前期比39.9%増)であった。 (2)当期の出来高を取引の種類別にみると、外国為替証拠金取引1,426兆1,023億円(前期比39.8%増)、通貨オプション取引6兆2,903億円(同103.3%増)、NDF1兆5,463億円(同13.4%増)及び通貨バイナリーオプション2,110億円(同▲10.1%)。その他、為替先渡取引の取引実績があった。外国為替証拠金取引では、33の通貨による163の組合せが取引され、通貨オプション取引では、コールとプットに分け、合わせて17の通貨による63の組合せが取引され、NDFでは、15の通貨による27の組合せが取引された。 外国為替証拠金取引では、米ドル・円の10兆1,613億ドル(前期比110.7%増、円ベースでは121.4%増)が最も多く、同じ期間(62営業日)の東京外国為替市場におけるブローカー経由銀行間取引※の米ドル・日本円直物の取引金額9,581億ドル(同16.7%増)の10.6倍(前期5.8倍)であった。次いでユーロ・円の1兆9,462億ユーロ(前期比▲40.9%、円ベースでは▲36.7%)、豪ドル・円の7,083億豪ドル(前期比27.4%増、円ベースでは18.4%増)、であった。 ※2 対顧客取引、銀行間のダイレクト・ディーリング取引、為替スワップ取引及びオプション取引を除く。 外国為替証拠金取引総取引額及び建玉残高に占める法人顧客の割合は、それぞれ14.586%及び13.947%であった。なお、会員からの過去分の修正報告があり、修正後の数値はそれぞれ平成23年度第4四半期(21.688%、15.321%)、平成24年度第1四半期(20.653%、13.223%)、同第2四半期(22.971%、13.853%)、同第3四半期(22.293%、15.821%)、同第4四半期(16.865%、20.230%)である。 (3)外国為替証拠金取引のカバー先となっている国内外の銀行、金融先物取引業者等は56社(前期比6社増)あり、平成25年6月末にカバー先に差し入れている証拠金額の合計は、967億円(同44.9%増)であった。 (4)平成25年6月末の建玉残高は、買建と売建合計で、外国為替証拠金取引が4兆7,344億円(前期比▲5.2%)、通貨オプション取引が10兆4,403億円(同▲6.9%)、NDFが3,049億円(同1.0%増)、通貨バイナリーオプションが54億円(同11.7%増)である。外国為替証拠金取引においては、日本円のネットの売建が1兆8,837億円(同▲26.8%)であった。 (5)平成25年6月末の顧客からの外国為替証拠金取引に係る受入証拠金残高は、1兆0,346億円(前期比8.2%増)で、建玉残高比21.8%(レバレッジは4.5倍)であった。 原文はこちらhttp://www.ffaj.or.jp/performance/quarter_total.html