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2018/10/24

【IIJ】メールやモバイルのセキュリティ、マルウェアなどについて対策を検討・実施する国内の業界団体「JPAAWG」を創設

| by:ウェブ管理者
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774 東証第一部)は、国内の主要インターネットサービスプロバイダー(ISP)や通信事業者、クラウド事業者などと共同で、メールのセキュリティを中心に、インターネットやモバイルのセキュリティ、マルウェア対策などについて、関連事業者間での情報交換や対策検討をすすめる業界団体として「JPAAWG(Japan Anti-Abuse Working Group、ジェイピーアーグ)」を創設したことをお知らせいたします。

日本国内においては、これまで迷惑メールの送信に利用されるポートを遮断するOutbound Port25 Blocking(OP25B)の導入やレピュテーションでのブロック、送信ドメイン認証技術の採用など、さまざまな対策を講じてきたことで、迷惑メール自体の量、割合は減っている一方で、その内容は年々巧妙化、悪質化し、標的型攻撃、フィッシング、ランサムウェア等による金銭被害など、メール、メッセージングを経由した攻撃による被害の深刻化が進み、より一層の対策が必要となっています。また、近年スマートフォンを中心として新しいメッセージングサービスの普及が進み、電子メール以外のサービス、アプリケーションにおける迷惑メッセージ対策も重要性を増しています。

このような状況の中、国内の主なISPやクラウド事業者、メッセージング事業者、ソフトウェア・ハードウェアメーカーなどが共同で、これらの情報交換や対策検討をすすめる業界団体としてJPAAWGを立ち上げることといたしました。
JPAAWGは、メッセージング、マルウェア、モバイルの不正行為対策に取り組んでいる国際的なワーキンググループ「M3AAWG(Messaging, Malware and Mobile Anti-Abuse Working Group)」の日本リージョンとして設立するもので、事業者が主体となり、M3AAWGと連携しながら、より具体的な対策を協議、検討、実施してまいります。

なお、JPAAWG設立にあたり、第1回General Meetingを2018年11月8日に開催します。第18回迷惑メール対策カンファレンスとの併催イベントとして開催するもので、M3AAWGの議長を務めるSeverin Walker氏や副議長を務めるJanet Jones氏など、世界の有識者に参加いただき、グローバルで議論されている最新のインターネット脅威情報、セキュリティ対策などについて、紹介、議論してまいります。


原文はこちら
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2018/1024-3.html

17:03 | IT:一般
 

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