東京証券取引所(以下「東証」)は、ETF市場の流動性向上を目指して、RFQ(Request For Quote)プラットフォームであるCONNEQTORのサービスを2021年2月から開始し、それ以来、利用者の皆様からのニーズを踏まえ、新たな機能の開発・ご提供を継続的に行ってきました。そして本日、6月12日からは、株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)が提供する有価証券受発注管理システム(大規模に株式やETFを売買する機関投資家が注文を登録・発注するためのシステム)である、SmartBridge Advance(注)(以下「SBA」)とCONNEQTORとの直結機能の提供を新たに開始します。 これにより、資産運用会社等のトレーダーがSBAに入力した注文データは、そのままCONNEQTORに直接連携され、トレーダーは世界中のマーケットメイカーとCONNEQTOR上で迅速・確実に取引を成立させることが可能となります。その結果、ETFの取引コストが低減すると同時に、取引までにかかる時間も短縮することから、資産運用会社等の業務効率化にも貢献することが期待されます。