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2018/08/01

【ISID】ISIDとAI inside、AIを活用したOCRサービスで協業~紙文書を高精度にデジタル化、金融機関の業務プロセス効率化を支援~

| by:ウェブ管理者
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)とAI inside株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:渡久地 択)は、AI insideが開発・提供するAI技術を搭載したOCR(光学的文字認識)サービス「DX Suite(ディーエックス スイート)」の販売パートナーシップ契約を締結しました。本契約に基づき、ISIDは金融機関向けにDX Suiteの販売を開始し、RPAやISIDが持つ金融機関向けソリューションと連携させることで、業務プロセス全体の効率化を支援します。

日本の労働人口の減少が急速に進む中、多くの企業にとって業務効率化は喫緊の経営課題となっています。その解決策の一つとして、RPAやAI等の最新技術を活用した定型業務の自動化が進んでいます。しかしながら、それらを活用する上で障壁となっているのが、紙で取り扱われることが多い契約書類やアンケート、会議資料等のデジタル化です。中でも金融機関においては、融資や口座開設の申込書等手書きの定型書類を扱う業務が多く、それらを自動的かつ高精度にデジタル化するソリューションが求められています。これまでにもOCRを活用して紙文書のデジタル化は行われてきましたが、従来のOCRは読み込み精度が低く、全体的な業務効率化が進められないことが課題となっていました。

AI insideが開発したDX Suiteは、ディープラーニングを活用した画像認識技術と文章の前後関係を判定する自然言語解析の組み合わせにより、手書き文字や活字の高精度なデータ化を実現します。さらに機密性の高い書類は、読み取る過程で情報を分離・匿名化して管理することができるため、高いセキュリティレベルを担保します。

ISID はかねてより、融資ソリューションや決済管理システムをはじめとした金融機関向けシステム構築を数多く手がけてきました。また、2017年にはRPAを活用した企業の業務効率化支援を開始し、業務分析から導入、インフラ構築、運用定着化に至るまで、トータルでサポートしています。今回の協業を通じて、それらのソリューションやノウハウにDX Suiteを組み合わせ、金融機関における業務効率化を支援します。さらに、他業界に対しても本サービスの適用を検討し、幅広い顧客企業や社会の課題解決に貢献してまいります。


原文はこちら
https://www.isid.co.jp/news/release/2018/0801.html

16:08 | IT:一般
 

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