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2022/11/10

【甲府市役所】今回の研究テーマは水素・燃料電池!山梨の未来について考える、第4回「甲府しあわせ研究会」を開催!(4U)

| by:サイト管理者

 2022年10月28日(金)、甲府市役所は山梨の未来について考える第4回「甲府しあわせ研究会」を、豊かな社会の実現に向けた活動の推進拠点「4U(フォー・ユー)/ グッドウェイ甲府事務所」で開催した。

 「甲府しあわせ研究会」は、市役所の外の世界と人のつながりから山梨の魅力とポテンシャルを発信すべく、2022年6月からスタートした研究会で、豊かなまちづくりを目指して参加した甲府市役所の職員が有志で集い活発なディスカッションを行った。

挨拶 


 和やかな雰囲気でスタートした研究会の冒頭、司会を務めた桐山 祐輔さん(CROSS BE 事業ディレクター)は、開催中の信玄公祭りの話題に触れた後、今回は「水素・燃料電池」を研究テーマに、講義を通じた学習と議論を行ないたいと挨拶。山梨ではカーボンニュートラル実現のカギを握る技術として注目を集めている水素・燃料電池に対して先鋭的な取組みが行われており、日本最大級の研究拠点でもある山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センターによる講義が行われた。

講義
 「地球温暖化防止のための山梨大学における水素・燃料電池研究の現状」


 吉積 潔さん(山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センター 研究企画部門長 教授)は、自己紹介の後、脱炭素実現には再生可能エネルギーの利活用が必要ながら供給が不安定なことから、山梨大学では水素を作る「水電解」、水素で発電する「燃料電池」の教育・研究活動を推進していることを共有。以降、世界のエネルギー事情や政府の基本計画等を交えながら、水素エネルギーの必要性や実装モデル例、地産地消構想例、普及状況、および研究の概要や成果等について詳しく解説を行った。

質疑応答
 


 質疑応答では、「水素・燃料電池」への認識を新たにした参加者から多数の質問や感想が寄せられ、吉積 潔さんと共に訪れた稲垣 有弥さん(山梨大学 研究推進・社会連携機構 水素・燃料電池技術支援室 特任助教)からも説明が行われた。

閉会 

 閉会にあたって浅川 亜紀さん(甲府市役所 産業部 産業総室 雇用創生課 課長)は、水素の持つ特性に驚きと共に大きな可能性を感じたとなど感想を述べ、この日の開催と参加へのお礼の言葉で研究会を締めくくった。

 山梨県では、今後成長が期待される水素・燃料電池産業の集積・育成を図るため、研究開発拠点等が集積している山梨県の優位性を生かし、水素・燃料電池関連産業の集積地「やまなし水素・燃料電池バレー」の実現を目指して産学官金が連携して計画を推進していくという。今後の取組みと展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )






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