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2017/04/06

【カブドットコム証券】画像認識AIと並列ベクトル計算による超高速リアルタイム処理を活用したチャートツール「AlpacaSearch for kabu.com」の提供を開始

| by:ウェブ管理者
カブドットコム証券株式会社は、2017年5月11日(木)(予定)にAlpacaDB Inc.(CEO:横川毅、以下Alpaca社)と提携し、個人投資家向けのチャートツールとして人工知能と並列ベクトル計算による超高速リアルタイム処理技術を活用したチャートツール「AlpacaSearch for kabu.com」の提供を開始いたします。「AlpacaSearch for kabu.com」は、2017年4月にリリースされたkabuステーションの新プラン「kabuステーション Premium」向けの最新機能としてリリースいたします。

Alpaca社は、株式会社三菱UFJフィナンシャルグループが設立した“MUFG Digitalアクセラレータ”の第一期(2016年3月~7月)に採択され、当社代表執行役社長の齋藤正勝がメンターとして協業の検討を進め2016年8月の同アクセラレータDEMODAYにおいて準グランプリを獲得した経緯があります。

当社は、今後も最先端技術を利用した投資情報・サービスの拡充を行い、銘柄選びをサポートすることで、お客さまの投資成績の向上に貢献してまいります。

「AlpacaSearch for kabu.com」の特長

「AlpacaSearch for kabu.com」は、Alpaca社独自の人工知能による画像認識エンジン(Candle2vec)で全上場銘柄のチャート形状(ローソク足)を高速処理し、パターンマッチング及びクラスタリング解析の結果から相互に類似しているパターンを瞬時に探索可能にします。

従来のテクニカルチャート分析においては、ローソク足を構成する4本値データや売買高等を相場経験則等を基に人為的に様々な統計手法や閾値で加工したテクニカルシグナルを用いるのが一般的ですが、「AlpacaSearch for kabu.com」は画像認識AIがチャート形状の特徴量を判断し、複数の銘柄間の類似性を最先端のテクノロジーで探索し個人投資家の投資アプローチのヒントの提供を行うことを目指しております。並列ベクトル計算による超高速リアルタイム処理により、日足だけでなくザラ場中の分足(15分足)にも対応しており、デイトレード等のアクティブなお取引にもご活用いただけます。

投資手法・トレード手法への活用アプローチ
【ペアトレード銘柄の探索】
「AlpacaSearch for kabu.com」は、日足および分足(15分足)ベースでの類似銘柄の状況を、トレーディングシステム「kabuステーション」で最適化したユーザーインターフェイスでご提供いたします。同一業種・セクター以外でも値動きの相関性の高い銘柄を抽出し、相対的に強い銘柄を買い(ロング)、相対的に弱い銘柄を売る(ショート)、ロングショート手法(※1)の活用に有効です。

例えば、長期的(日足ベース)の値動きに強い相関性を示す銘柄において、短期的に値動きに乖離が発生した場合、その乖離が長期と同一の水準まで戻る動きが発生しやすいことが知られています。そのような乖離を収益チャンスとして発見することはこれまで個人投資家の経験則によってのみ発見することが可能でした。「AlpacaSearch for kabu.com」の最新テクノロジーによる大規模な類似度計算により、ベテラン投資家はもちろん、経験の浅い個人投資家でも直観的でわかりやすいユーザーインターフェイスによりこのような投資機会の拡大に貢献してまいります。


原文はこちら
http://kabu.com/company/pressrelease/2017/0406_001.html

15:10 | 金融:証券
 

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