今回のサミットではコンセプト「リアルとデジタルが一体化した時代を生きる」と題し、国内外でDXをリードする企業、スタートアップ、政府・自治体、大学などが結集し、境界・限界を取り払った議論やネットワークを展開するとともに、デジタルとリアルの一体化を体験できる場が提供された。
<主催者挨拶>
牧江氏は、来場者およびオンライン視聴者に御礼を述べ、リアルな世界、エネルギー食、農業、そしてそれらをつなぐ金融などデジタルの技術で絡み合い、イノベーションを通じて人々の新しい生活を創っていくとした。そのような中で、地球温暖化がもたらす夏の猛暑エネルギーや食料価格の上昇など、リアルな世界における課題は山積みとなっているとし、このような課題にデジタルトランスフォーメーションは何をもたらすのか、サステナブルの世界実現のために、デジタルはどんな役割を果たせるのか、細かな技術の話にとどまらず、DXを通じた新しい時代を見据えたもの議論していきたいと語った。
<基調講演>
大串氏は、デジタル庁が行なっている各自治体ごとに違う手続きを標準化するシステム標準化法に向けた取組みや、デジタル化の急速な進展が世界にもたらす根本的な構造変化、発展可能性の拡大を踏まえ、デジタル改革、規制改革、行政改革に係る横断的課題を一体的に検討し実行するデジタル臨時行政調査会などを解説した。
<講演>「今だから問う:コアコンピタンスと内製化」
<パネル>「民間主導で進める豊かなデジタル社会
〜マイナカードはこうすれば国民の利器となる」
スピーカー
高橋 信行氏(アフラック生命保険 DX推進部 部長)
日下 光氏(xID 代表取締役CEO)
モデレーター
大林 尚氏(日本経済新聞社 編集委員 武蔵野大学 客員教授)
<講演>「サステナビリティ経営は難しくない ~サステナビリティ経営×データ連携×生成AI~」
葉山 誠氏(セゾン情報システムズ 代表取締役社長 地球環境戦略研究機関 フェロー)
<講演>「Web3時代の日本の新しい「価値づくり」への挑戦
~電動モビリティを活用した第一次産業の脱炭素化が地域経済を活性化する~」
(取材、撮影、記事、編集・制作 :株式会社グッドウェイ@メディアプロモーション事業部 )