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2022/09/26

【日立ソリューションズ】産学官連携による地域に密着したデジタルサービス拡大に向けて道の駅アプリの実証実験を開始

| by:ウェブ管理者
一般財団法人えんがる町観光協会(本社:北海道紋別郡遠軽町、代表理事:遠藤 利秀)と株式会社日立ソリューションズ東日本(本社:宮城県仙台市、取締役社長:小玉 陽一郎)は、えんがる町観光協会が運営する道の駅遠軽森のオホーツクに併設されているセルフサービス形式の飲食店エリアにおいて、席に座りながら利用者が所有するスマートフォンから料理の注文や支払いをキャッシュレスで行えるスマートフォン向けモバイルオーダーアプリを活用した道の駅アプリの実証実験を2022年9月28日より開始します。
本実証実験は、国立大学法人北海道国立大学機構北見工業大学(地域国際系 教授 藤井 享)と、道の駅を管理する遠軽町および日立ソリューションズ東日本による産学連携の協創活動の一環である「地域全体のデジタル化を推進するプラットフォーム」の一施策として実施するもので、コロナ禍でニーズの高いモバイルオーダーから開始します。

地方では急激な過疎化が進行しており、地域活性化のためには企業、大学、地方自治体や金融機関などが連携を強化しスピード感ある施策を打っていくことが重要な要素の一つです。
また、「道の駅」は、制度が施行された当初は主に観光客が立ち寄る施設としての利用が主でしたが、近年は地域住民が利用することも増え、地域活性化の中心的な「場」として多方面から期待を寄せられており、「道の駅」が地域活性化の中心的な拠点として発展していくためには、これまでにない新たな発想による斬新な取り組みが必要不可欠です。

こうした状況を踏まえ、北見工業大学、遠軽町、日立ソリューションズ東日本は、産学連携の協創活動の一つとして、遠軽町をはじめとするオホーツク地域へ道の駅アプリを適用することでビックデータ活用の基盤となる「IoTプラットフォーム構想」を推進します。これにより、「道の駅」を協創拠点とした新たなビジネスや雇用の創出、新たな住民サービス創出といった地域活性化を支援します。
今回実証実験する、スマートフォン向けモバイルオーダーアプリは、コロナ禍により、「注文・会計の非接触化」「順番待ち・店内における混雑回避」などの感染対策が求められるフードコートで2022年9月28日~2022年12月27日まで実施いたします。
本実証実験のスマートフォン向けモバイルオーダーアプリでは、LINEを活用し、料理の注文から支払いまでを全て利用者が所有するスマートフォンで実施可能です。初期投資が不要で調理場に専用のタブレットを置くだけでオーダーの受付、料理ができた連絡、支払いが完結するため、作業の効率、人手不足の解消化、回転率向上の実現が可能になります。また、利用者にとっては、注文や支払いの待ち時間や店舗での滞在時間の短縮により密集回避などのメリットがあるため、顧客満足度の向上にもつながります。

今回の実証実験により、地域のデジタル化、キャッシュレス化を推進するとともに、モバイルオーダーアプリの利用者からのアンケートを分析し、道の駅関係者や自治体の意見も取り入れながら、地域に特化したコンテンツの充実により利便性とコストの適正化を両立させたキャッシュレスサービスが提供できるものと考えております。
 
なお、今後は、道の駅遠軽森のオホーツクでの実証実験後、近隣の道の駅や自治体と連携しながら地域に必要なサービスを追加し地域に密着した欠かせないプラットフォームとして成長させ、オホーツク地域のデジタル化の推進を目指しています。


原文はこちら
https://www.hitachi-solutions-east.co.jp/newsrelease/2022/roadside_station0926/index.html

15:02 | IT:一般
 

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