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2022/03/23

【三菱UFJ信託銀行】「セカンダリ・DLT拡張WG」における第2期報告書の公表、「Progmat 5.0PJ」及び「資金決済WG」の開始について

| by:ウェブ管理者
三菱 UFJ 信託銀行株式会社(取締役社長: 長島巌、以下 三菱 UFJ 信託銀行)が主催する「ST 研究コンソーシアム」(2022 年 4 月より「デジタルアセット共創コンソーシアム」(略称 DCC)に改組、会員企業数 86 社)は、「セカンダリ・DLT*1 拡張 WG」の第 2 期報告書を纏めましたので公表します。
併せて、2022 年 4 月より、DLT オープン化を目的とした「Progmat 5.0 プロジェクト」、及び「Progmat Coin」を活用したデジタルアセット決済の迅速な社会実装を目的とした「資金決済ワーキング・グループ(資金決済 WG)」を開始しますので、お知らせします。
*1 ブロックチェーンを含む分散型台帳技術(Distributed Ledger Technology)の略称

1.「セカンダリ・DLT 拡張 WG」第 2 期の検討結果
三菱 UFJ 信託銀行は、「セカンダリ・DLT 拡張 WG」(第 2 期)を 2021 年 10 月に設置し、関係当局のオブザーブの下、デジタル証券 PTS*2や証券会社、ソフトウェア会社及び法律事務所等 23 社と 6 ヶ月間に亘り検討を進めてまいりました。
第 1 期 WG で示した業界横断的なビジョンとロードマップの実現に向け、「デジタル証券市場参加者間の連携方法」、「DLT オープン化後のガバナンス・セキュリティ・秘匿化」、「証券バリューチェーン変革の定量効果算定」の 3 点について、検討過程と結果の詳細を明示しています。
*2 証券取引所を介さずデジタル証券を売買できる私設取引システム(Proprietary Trading System)

2.「Progmat5.0 プロジェクト」内容
第 2 期報告書にて取り纏めた「DLT オープン化後のガバナンス・セキュリティ・秘匿化」の方針に則り、「Progmat ST」「Progmat Coin」の両ネットワークに各事業者が直接参加するための、大型アップデートの実装を目標とします。まずは、要件定義の実施に向けた予備検討を、会員企業と共同で実施します。

3.「資金決済 WG」内容
第 2 期報告書にて取り纏めた「デジタル証券市場参加者間の連携方法」の方針に則り、「Progmat Coin」の活用を前提に、「Progmat 内完結の資金決済フロー具体化」及び「クロスチェーン決済具体化」に対応する 2 つの分科会を設置したうえで、会員企業との検討を開始します。

尚、上記報告書の詳細は、下記の URL よりご覧ください。
第 2 期報告書 :<https://www.tr.mufg.jp/ippan/pdf/sec-dlt2_report.pdf>


原文はこちら
https://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_mutb/220323_1.pdf

16:17 | 金融:銀行
 

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