金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2015/10/01

【日本政策投資銀行】投資事業会社「MSD企業投資株式会社」の設立と運営ファンドの運用開始について

| by:ウェブ管理者
三井物産株式会社(社長:安永 竜夫、以下「三井物産」)、株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅、以下「SMBC」)、株式会社日本政策投資銀行(社長:柳 正憲、以下「DBJ」)(3社併せて以下「スポンサー3社」)は、投資事業会社であるMSD企業投資株式会社(以下「MSD企業投資」)を共同で設立し、本日、MSD企業投資が運営するファンド「MSD第一号投資事業有限責任組合(以下「MSDファンド」)」をスポンサー3社の各100億円、総額300億円の出資により組成し、運用を開始しました。

 MSD企業投資は、昨今の国内・海外市場の競争激化や後継者不在による事業承継問題など、国内企業が直面する厳しい経済環境や多様な経営課題に対し、長期的な視野に立ったパートナーとして、投資先企業の自立・永続の実現に向け、スポンサー3社が有する幅広いネットワークや知見を活用し、次の発展フェーズまでの成長を支援していきます。

 三井物産は、これまでも自社や関係会社を通じてベンチャー企業向けや成熟企業向けなど国内外で企業投資活動を続けてきましたが、今後は成熟企業向け投資については取り組んでいく範囲や投資規模を拡大させるため、今回のような優良パートナーとのファンド組成活動やファンド出資を国内及び海外で進めていきます。今回の取り組みにおいて、三井物産は国内外に広がるネットワークやこれまで蓄積した事業運営ノウハウを活用し、MSDファンドの投資先企業の海外展開や経営改善等を通じた成長に貢献していきます。

 SMBCは、今回の取り組みを通じ、スポンサー3社が有するネットワーク、企業価値向上やファイナンスのノウハウ、人材を活用し、必要なリスクマネーを供給することで、お客さまの事業承継問題をはじめとした多様な経営課題の解決や更なる成長・発展を支援していきます。

 DBJは、これまで培った投資ノウハウやネットワークを活用し、三井物産及びSMBCと協調してリスクマネーの供給に努めることで国内企業の成長を支援し、わが国経済の活性化に貢献していきます。なお、本件については成長資金市場の創造・発展をより一層加速するための自主的取り組みとして2015年6月29日に創設した「成長協創ファシリティ」の対象案件としています。


原文はこちら
http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2015/html/0000020562.html

18:26 | 金融:銀行
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.