【一般社団法人金融データ活用推進協会】「第2回金融データ活用推進協会Meetup」を開催！

2023/01/08	【一般社団法人金融データ活用推進協会】「第2回金融データ活用推進協会Meetup」を開催！	\| by:サイト管理者

　2022年12月23日（金）、一般社団法人金融データ活用推進協会は会員向け「第2回金融データ活用推進協会Meetup」を東京・虎ノ門にあるKDDI DIGITAL GATEで開催。会場の模様はオンラインでLIVE配信も行われた。

　金融機関同士の「壁」を超えたノウハウの共有や外部交流、金融データ活用の推進を主な目的として2022年6月に発足した同協会は「金融データ活用推進協会Meetup」、「金融若手データサイエンスMeetup」、「標準化委員会キックオフ」などを精力的に開催。この日は新たに募集を開始した「第1回金融データ活用チャレンジ」や標準化委員会の紹介、講演、懇親会が行われた。

開会挨拶

　開会冒頭、新発田龍史氏（金融庁監督局参事官）は、地域金融機関の優秀な人材の発掘・活用において課題がある中で、本協会の取組みには、若く尖った人達の活躍の機会と組織を超えて人がつながれる場という二つの意義があるとし、金融庁としても一緒になって学び自らをアップデートし、この取組みを応援していきたいと語り、感謝の言葉と共に挨拶とした。

協会運営状況

　岡田拓郎氏（金融データ活用推進協会代表理事 / デジタル庁プロジェクトマネージャー）は、協会の概要と協会発足以降の歩み（会員100社、4委員会/60委員、勉強会/Meetupのべ1,000名）を振り返った後、2023年の3つの公約（「AI・データ活用人材3,000人の育成に貢献」、「金融業界の組織標準化」、「金融データ活用100事例のスタンダード化」）を発表した。

データコンペ開催

　平山元清氏（金融データ活用推進協会フェロー兼コンペ委員会委員長、Japan Digital Design VP of Data Science M-AIS）と永山恒彦氏（同コンペ委員会副委員長兼データストラテジスト、みずほ第一フィナンシャルテクノロジーデータアナリティクス技術開発部フィナンシャルエンジニア）は、金融業界横断でAI モデルの予測精度を競うデータ分析コンペ「第1回金融データ活用チャレンジ」の開催の狙いや特徴、表彰内容、運営体制やスケジュールなどコンペ開催内容について詳しく紹介した。

標準化委員会取組

　白石寛樹氏（金融データ活用推進協会理事兼標準化委員会委員長、三井住友カードマーケティング本部データ戦略部長）は、「金融機関におけるデータ活用の標準化」を整理し、金融各社の壁を越えて業界横断で交流を図りながら関係諸団体等との連携を進める委員会の主旨や参画メンバー、活動概要を紹介した。

挨拶

　続いて、照内太郎氏（金融情報システムセンター常務理事）、江藤敏宏氏（三井住友銀行データマネジメント部長）による挨拶、および芹澤尚史氏（KDDI 事業創造本部 BI推進部 KDDI DIGITAL GATE センター長）から、今回の会場「KDDI DIGITAL GATE」の紹介が行われた。

特別講演	「デジタル化時代の日本銀行のデータ活用」

　特別講演「デジタル化時代の日本銀行のデータ活用」では、副島豊氏（日本銀行金融研究所長）より、データ活用の概観、金融機関における活用の意義、日本銀行の取組みについて語った後、様々な事例の紹介や金融への応用など詳しく解説した。

懇親会

　懇親会では木田浩理氏（金融データ活用推進協会理事 / 三井住友海上火災保険経営企画部部長兼 CXマーケティングチーム長 CMO）の乾杯の挨拶でスタート。また、閉会の際には佐藤市雄氏（同理事兼出版委員長 / SBIホールディングス社長室ビッグデータ担当次長）、河合祐子氏（同理事 / Japan Digital Design 代表取締役CEO）による挨拶で締めくくった。

　「第1回金融データ活用チャレンジ」のテーマは「家計変調の予兆を捉える～住宅ローンの延滞予測～」。本コンペに興味のある方は、詳しい案内資料も掲載されている開催案内サイトを参考にされたい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

15:10 | 写真：金融・IT業界向け

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