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2019/02/27

【ISID】ISID、ディープラーニングを用いた自然言語処理技術の Studio Ousia と資本・業務提携~最先端の対話型 AI システム「QA ENGINE」の本格活用を加速~

| by:ウェブ管理者
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下 ISID)は、高精度な対話型AIシステム「QA ENGINE」を開発・提供する株式会社Studio Ousia(読み:スタジオ・ウーシア、本社:東京都千代田区、代表取締役:渡邉 安弘および山田 育矢、以下Studio Ousia)と業務提携し、併せて、同社による第三者割当増資を引受けたことをお知らせします。今後、両社はStudio Ousiaが有する自然言語処理技術およびISIDが培ってきた事業開発力や顧客業務システムの構築ノウハウを生かし、「QA ENGINE」の機能強化や幅広い業界での活用を加速させてまいります。

対話型AIシステムとは、自然言語処理技術などを利用して人と対話するシステムを指します。2016年頃から市場形成が始まった新領域であり、目下、金融機関をはじめとするさまざまな業界において非常に注目されています。とりわけ、企業の社内外の質問応答業務への適用により、同業務の2大課題である、現場の人手不足とオペレーターの知識不足の解決に期待が寄せられています。今後、多機能化や他分野への応用により、業界を問わずさらなる普及が進むと考えられており、その市場規模は今後5年で10倍以上に拡大※1すると予測されています。

Studio Ousiaは、ディープラーニングを用いた自然言語処理の領域において世界トップレベルの技術を有するスタートアップ企業です。同分野で著名な国際会議NAACL※2におけるコンテストでの優勝歴をはじめとし、論文誌TACLにおける主要論文の採用※3、AIに関する世界最高峰の国際会議NIPS※4における早押しクイズ対戦で全米クイズチャンピオンを含む有力な人間チームに圧勝する※5などの実績を誇ります。2017年1月に提供を開始した同社の「QA ENGINE」 は、当該技術を応用して開発されたもので、圧倒的な回答精度の高さと多言語対応可能なプラットフォームが特徴です。

ISIDは、国内最大級のFinTechピッチコンテスト「FIBC※6」の開催や、日本初のFinTech拠点「FINOLAB(フィノラボ)※7」の開設・運営を通して、スタートアップの育成、FinTechにおけるエコシステムの構築、スタートアップとのオープンイノベーションによる新規事業創出に取り組んでいます。Studio Ousiaとは、2017年に開催したFIBCへの登壇を契機に金融機関における社内問い合わせの効率化に向けた実証実験などを実施してきました。

今般の資本・業務提携は、ISIDとStudio Ousiaのさらなる協力関係強化により、ISIDの培ってきた業務ノウハウと顧客ネットワークを生かし、「QA ENGINE」の新たな機能拡充や幅広い業界への展開に向けて共同で取り組むことを目的に実施するものです。さらに将来的には、「QA ENGINE」の多言語対応を行い、本格的な海外展開を推し進めていく計画です。


原文はこちら
https://www.isid.co.jp/news/release/2019/0227.html

15:00 | IT:一般
 

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