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2021/01/05

【静岡銀行】「次世代勘定系システム」の稼働開始

| by:ウェブ管理者
静岡銀行(頭取 柴田 久)では、本日、日立製作所(執行役社長兼 CEO 東原敏昭)と共同で開発を進めてきた「次世代勘定系システム」の稼働を開始しましたのでお知らせします。
なお、本システム稼働に向けて、ATM などのオンラインサービスを数回にわたり休止させていただき、お客さまには大変ご不便をおかけしました。皆さまのご理解、ご協力に厚くお礼申しあげます。

1.稼働開始日 1 月 4 日(月)

2.新システムの概要
〇社会のさまざまな領域で構造変化が進展するなか、金融分野においてもスピード感をもって多様化する金融ニーズに対応することが求められています。
〇また、金融機関が将来を展望した成長戦略を展開するためには、より先進的な金融システムを実現することが重要であり、とくに経営基盤の要となる基幹系システムについては、柔軟性と生産性を実現できるシステムに進化させていく必要があります。
〇こうした流れもあり、金融庁では、金融機関の基幹系システムに関する先進的な取り組みを支援するために「基幹系システム・フロントランナー・サポートハブ※」を設置し、昨年 4 月、静岡銀行の「次世代勘定系システム」を第 1 号案件として支援が決定しています。
〇本システムは、従来の信頼性・堅牢性を継続しながら、オープン系技術を採用することにより、最新技術を活用した金融サービスとの柔軟かつ迅速な連携を可能とします。また、システム構成をシンプル化(業務機能単位の部品化、プログラム処理のパラメータ化)することにより、機能追加時におけるスピードアップとコスト削減を可能とします。
〇今後も、デジタルトランスフォーメーションの土台となる本システムを通じて、より安心・安全なサービスの提供に努めるとともに、スマホ金融サービスの拡充や外部クラウドサービスの活用など、お客さまのニーズに応じた先進的で付加価値の高い商品・サービスの提供や、営業体制の変革・営業チャネル拡充等にも積極的に取り組みます。
〇なお、日立製作所では、本システムを製品化し、次世代オープン勘定系パッケージとして、他の金融機関向けに展開を計画しており、昨年 9 月には滋賀銀行の採用が発表されています。


原文はこちら
https://www.shizuokabank.co.jp/pdf.php/4449/210104_NR.pdf

15:00 | 金融:銀行
 

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