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2020/04/23

【キャップジェミ二】ワールド・フィンテック・レポート 2020: 銀行が顧客重視のオペレーションを実現する上で、フィンテックとの提携がますます重要

| by:ウェブ管理者
~コラボレーションに取り組み、Open Xを採り入れ、「独創的な銀行」へと変容できる銀行は、成功の可能性が最も高い~

キャップジェミニとEfmaは本日、ワールド・フィンテック・レポート 2020を発表しました。BigTech/チャレンジャーバンクとの間で広がりつつある乖離にも拘わらず、従来型の銀行がOpen X(*1)を採り入れて「独創的な銀行」(*2)へと変容すれば、今日のマーケットで勝ち組になれるチャンスがあることが明らかになりました。

従来型の銀行が提供しているサービスと、顧客が求める内容との乖離はかつてないほど広がっていますが、銀行がフロントからバックエンドに至るまでシステムを刷新し、最高の顧客体験を提供するには、今が正にその時です。BigTechやチャレンジャーバンクは、データの活用や、一人ひとりに合わせた個別的な顧客体験をリアルタイムで提供することにより、顧客獲得能力が高くなることを示してきました。対照的に、従来型の銀行は顧客体験向上に向けてフロントエンドのITインフラに多額の投資を行ってきたにも拘わらず、これまでの取り組みは、他のセクターで通常見られるような、とりわけテクノロジー企業に顕著な程のレベルまで達していません。本レポートでは「移り変わる潮流の中で訴求力と競争力を保ち続けるために、銀行はOpen Xを採り入れることで俊敏かつ顧客重視の「独創的な銀行」へと変容し、一般的な役割よりも専門性のある役割(新しいオープンなエコシステム内でのアグリゲータやサプライヤ等)に特化すべきである」点を、特に強調しています。

■今後の方向性:銀行とフィンテックのパートナーシップが成功するには、効果的・体系的なコラボレーションが不可欠

銀行とフィンテックはいずれも、これまでのコラボレーションで思わしい成果が上がっていない現状を、不満に感じています。ワールド・フィンテック・レポート 2020で、幾つかの問題点が明らかになっています:

・自社システムがコラボレーションに十分な俊敏性を備えている、とした銀行は21%に過ぎない。
・コラボレーションから当初の目論見通りにROIを達成した銀行はわずか6%。
・フィンテックの70%は、銀行パートナーと企業文化的に又は組織面でそりが合わない。
・フィンテックの70%以上が、既存ベンダーのプロセス上の障壁に不満を持っている。
・フィンテック系経営幹部の半数は、適切な提携相手が見つかっていない、と述べている。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000025250.html

16:09 | IT:一般
 

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