【金融庁】IOSCOによる最終報告書「証券化商品関連規制に係るグローバルな動向」の公表
http://www.fsa.go.jp/inter/ios/20121120-1/01.pdf
証券監督者国際機構(IOSCO)は、本日、「証券化商品関連規制に係るグローバルな動向」と題する最終報告書(以下、「本報告書」という。)を公表した。本報告書は、証券化市場の健全で持続可能な発展を確保するための一連の勧告を提案している。
証券化は、適正に機能している限りにおいて、経済発展やリスクの効率的分散に資する有用な資金調達手法である。しかし、先般の国際的な金融危機には、これらの市場における投資家の利益や信頼を損なったと考えられている。この金融危機を契機に、国際的な証券化市場の活動は著しい低迷に苦しんでいる。
金融安定理事会(FSB)では、G20 のシャドーバンキング分野に係る作業の一環として、証券化市場の改革を見直している。そのため、FSB はIOSCO に対して、証券化に係るリスク・リテンション、透明性及び標準化といった特定の事項に関して、規制の実施状況の分析を行い、必要に応じて政策提言を策定することを要請していた。
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http://www.fsa.go.jp/inter/ios/20121120-1/01.pdf