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2020/07/30

【A10ネットワークス】A10 SSLインサイトがネットワークフォレンジックシステム「Dynamic MSIESER」と連携

| by:ウェブ管理者
A10の高性能な暗号化可視化ソリューションが、Dynamic MSIESER による効率的かつ網羅的なインシデント解明を実現

A10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国本社ヴァイスプレジデント兼務:川口 亨、以下A10)は、三菱スペース・ソフトウエア株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:蒲地 安則、以下MSS)が提供するネットワークフォレンジックシステム「Dynamic MSIESER」と、A10のセキュリティプラットフォームA10 Thunder CFWのSSL/TLS暗号化通信を可視化するSSLインサイト機能の連携について、技術検証が完了したことを発表します。

MSSが提供するDynamic MSIESERは、情報ネットワークにおけるさまざまな通信データを記録するネットワークフォレンジックシステムです。接続サイト名やURLに加え、外部へ送信したメールや添付ファイルなどをすべて記録するため、情報漏えいなどのセキュリティインシデントが発生した際に、過去の通信データを元に、その原因を調査できます。

ネットワークフォレンジックシステムでは、ユーザーが暗号化サイトへアクセスした場合にはソースIPアドレスおよび宛先IPアドレス/ポート番号のみの記録となり、機能をフルに活用することができません。MSSはこれまで、SSL可視化製品と連携することでこれに対応していましたが、近年のクラウドサービスの普及による暗号化通信の増加に伴い、負荷の高い暗号処理を高速化できる性能を有し、費用対効果に優れた暗号化通信可視化ソリューションとの連携を必要としていました。

このような背景を受け、A10とMSSは、A10 Thunder CFWのSSLインサイト機能とネットワークフォレンジックシステムDynamic MSIESERの連携について技術検証を進めていました。A10のSSLインサイト機能は、国内市場シェア1位(※1)の実績を持ち、独自OS ACOS による高いSSL/TLSスループット性能とPerfect Forward Secrecy (PFS) を含む広範囲なSSL/TLSへの対応を特徴としています。

※1:株式会社ミック経済研究所 調査レポート「ゲートウェイ型脅威対策編 2019年版 サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望」より

本連携により、A10 Thunder CFWのSSLインサイト機能が暗号化された通信を復号し、ミラーポートを介して通信をDynamic MSIESERに転送することで、暗号化通信を含めたすべての通信データを調査できます。A10 Thunder CFWの高いSSL/TLSスループット性能により、効率的かつ網羅的な情報セキュリティインシデントの解明が可能になります。


A10 Thunder CFWとDynamic MSIESERの連携ソリューションの導入に関しては、A10の販売代理店にお問い合わせください。

原文はこちら
https://www.a10networks.co.jp/news/press/a10ssli-dynamic-msieser.html

15:10 | IT:一般
 

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