冒頭の挨拶は、「The FinTech Center of Tokyo, FINOLABリニューアル趣旨」湯浅 哲生氏(三菱地所 執行役常務)が登壇。参加者へのお礼の言葉と共に、あっという間の1年だったと振り返りつつ、この喜びを分かち合いたいとした。また、このリニューアルは新旧の融合と未来を予感させると共に、金融の枠を超えて多方面の領域に向かって無限の可能性を秘めていることが最大の魅力だと語り、グローバルとの連携や、この場所から化学融合が次々と沸き起こってくることへの期待を示した。
来賓「東京から世界に、金融イノベーションを!」神田 潤一氏(金融庁 総務企画局 企画課 信用制度参事官室 企画官)が登壇。一年前の開会式での自身の挨拶のときを振り返りつつ、今回の挨拶に合わせて自身もリニューアルをするとし、壇上で素早くスーツからTシャツ(「FinSum フィンテック・サミット」Tシャツ:取材レポート)へ装いを変え、学生とのアイデアコンテストでのFINOLABとのコラボに触れ、金融庁としてのFinTech推進を紹介。3つの柱(①法律・制度の整備、②決済の高度化、③FinTechのエコシステムの構築)について解説、オペラ「オー・ソレ・ミオ( 'O sole mio、私の太陽)」の歌声を披露した。